安達正興のハード@コラム

Masaoki Adachi/安達正興


------- ----------------------------------
日本帰省日記 (1)
------------------------------------------
( 2016年 11月 27日 日曜日)


●出発
家内は早くからスーツケースを準備していたが、拙子は前日に荷造りしてリュックひとつで足りるが、スーツケースも持ってゆく。いつも親切極まりない義兄が空港まで送ってくれる。

●到着、リムジンバスに駆け込む
関空へは定刻より早く朝9時20分に到着、奈良行きのリムジンバスが丁度出るところ、スーツケースに降り駅の荷札をつけ、収納する役のおじさんが、バスを待たせて、切符の自動販売を手助けしてくれる。こういう類の誠実で、仕事熱心なおじさんは余所の空港では絶対見かけない。

前回一人で帰省した折、スーツケースは預けたが、リュックをバス停の路上におき忘れたことに気づかず乗ってしまったことがあった。バスが15分ほど走ったところで、運転手に電話があったもようで、赤いリュックがどうのこうのと反している。それから改まって乗客に「お客様の中に、赤いリュックを乗り場に忘れた方はいらっしゃいませんか」とマイクで云う。拙子、ハッと気付いて、「はい、わたしです!」。

手荷物のリュックの中には、預けられない物、全データの入ったHD、書類、財布が入っていた。まさに命拾いである。一台後のリムジンで届けてもらいました。日本以外の国なら、まず確実に戻ってこない。

あの時のおじさんと同じ人か、違っても誠実で単純な仕事に関わらず熱心、客を客として手助けする。頭が下がります。

あたふたとリムジンに乗ったので、車中、低い声で携帯を使い、妹に到着時間を知らせる。近鉄帝塚山の手前、「藤の木台」で降りるといつものように妹が待っていた。開口一番「今回は忘れ物はないですか?」と聞く。内心ハッとするがだいじょうぶだ。

●居候宅に落ち着く
平城の家に着くと予定通り拙子の使う部屋にベッドが二つ設えてあった。機内で眠れない家内は「すどく」で時間つぶししていて、疲れている。さっそく数時間ひと眠りする。

夕食を家内は美味しい々しいと食欲がある。夕方、あやめ池の兄(次男)夫妻が来てひとしきりお喋りする。






Pnorama Box制作委員会


HOMEへ戻る