安達正興のハード@コラム
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奈良零れ百話・県公会堂
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( 2016年 10月 27日 木曜日)
●自殺した棟梁 仙吉 一号館 設計は県の当時は古社寺建築技師であった土屋さん、工事を請け負ったのは中御門の棟梁仙吉さんというお金のことは眼中にない名人で、一流の大工を使って仕上げて喝采を浴びた。のですが、予算をすっかりオーバーして大工さんに払いができず、責任を取って新築なった公会堂の中で自殺したのです。 ●明治天皇、大正天皇の宿舎にも ●東条英機が叱咤激励 南の2号館は、明治二十二年に奈良の銀行家たちが倶楽部に建てたのを、明治三十三年に県が買収し公会堂に利用した。現今、かような豪壮なクラブを建てる銀行家はいなくなりました。今の頭取は忙しいだけでオウナーではありませんから。 二号館 ●公会堂のなが消えた また、別館として「シルクロード交流館」があり、これが昔の一号館のあたりか。ここへも一度入りましたが、いまいちでした。
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