安達正興のハード@コラム
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日本狼を捜索する人々
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( 2016年 10月 12日 水曜日)
●1910年捕獲獣のミステリー ●空襲で死骸消失 2000年代になって、東京国立科学博物館の動物部部長と学芸官、ニホンオオカミの権威と言われた二人が、残された数枚の写真と、「猟友」の記事を仔細に比較検討し、「ニホンオオカミである」との結論に達した。 だが、いくら綿密で100%正しい結論であっても、実物検査抜きでは如何せん、傍証に過ぎない。国内でも学会は割れ、国際的認知はムリとあって、動物学者たちは諦めているうちに、環境省が50年規定にしたがって絶滅種に登録した。しかしながら、内外の狼オタクは アンダソンとロンドン自然博物館が決めたホンシュウオオカミがLast one でんはないと譲らない。 ●目撃談とオオカミ探しの活動家 福岡の高校校長 西田智(さとる)氏が退職後、狼探しに本格的に取り組み、祖母山で2000年に撮影した数枚がある。だが、国立科学博物館の上記エキスパートは狼ではない、犬と交雑したいわゆる狼犬だと退けた。そこで西田氏は執念の狼追跡を本に書かれたのでる。実に面白く、一途な探究心に脱帽です。 「ニホンオオカミを探会」というNPO法人の代表、八木博氏は、秩父山系のオオカミ探索の第一人者、三峯山博物館の客員研究員でもある。この人も退職後をオオカミ捜索に集中されている、氏が主催するブログ「ニホンオオカミを探す会の井戸端会議」http://blogs.yahoo.co.jp/canisyagi/folder/ に臨場感あふれる写真と文がある。次のページクリックしてゆくと全39ページもありました。 上:西田智著「日本オオカミは生きている」二見書房 ●標本で見るニホンオオカミ
埼玉県秩父市 秩父宮記念三峯山博物館(2002年発見・確認)
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