安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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朝霧、フィヨルドを隠す
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( 2016年 3月 1日
火曜日)


●雲海の風景
このところ雨と霰と雪が混じるような天気、悪いことに風も強かった。それが昨日からカラリと晴れて、散歩らしい人が裏の山の方や、下の道路を歩く姿が見られる。
今朝起きたら朝霧がどっかとフィヨルドに降りて、朝日を浴びて白い綿菓子を敷き詰めたような雲海が広がっていた。ので、めったに使わない望遠のきくカメラでベランダから撮影を心見る。ちゃんと撮れていたが、一画面が48MBもあるではないか。拙子のコラムは500Bあれば事足りるのだから、次回から解像度に注意しよう。
そこでふと連想した。拙子の体を500バイトに例えてみると、そこへ48メガバイトの働きが起こればどうなるか。体が耐えられなくてボロボロだ。ワケのわからん病気になるわけだ。
↓ 写真は南東の高い山から朝の9時に出た太陽を受けて、南向き山際に陽が当たっているが、霧はまだ眠っているように動かない。フィヨルドはすっぽり朝霧に覆われています。関係ないのだけれど、司馬遼太郎の一冊「空海の風景」をもじって小見出しをつけました。


↓ これは真正面の山(L?vstakken 479m)を500ミリぐらいの望遠にして冠雪の赤岳のつもりでパチリ。うまくいかんもんですな。


↓ 陽が高くなり、青空が広がっています。しかし北のフィヨルドに張り出す霧の足は温度が上がらないのか、朝10時を過ぎてもどっかと居座っていました。汽笛の音がするので、あのなぁを船は走っているのでしょう。「朝霧の立つ日は天気が良い」とは世界中の常識、しかし1日の気候変化が激しいノルウエー西海岸地帯は、そうでもなくてお昼頃から曇りがち、夜にはまた風が強くなるという。

私事:今日で手術から111日目、3カ所開けた一つは抜糸するタイプなのでお昼に抜いてもらってきました。






Pnorama Box制作委員会


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