安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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縦に光を放つ夕日の映像
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( 2015年 12月 14日 月曜日)


●ベルゲンから見えた珍しい夕日
冬季、北欧の海に沈む夕日は、さても真紅にたなびいて見事、さらに大空が広々としているせいか、後ろの南の空は抜けるように紺碧なのですが、それは見慣れた夕日であって、珍しくない。

掲載写真は、家内の妹が、老齢者用のマンションから面白い夕焼けが出たので携帯で写真を撮っておきました。それを先日、我が家で拝見して、転送してもらった映像です。

左右の陸地の間に放射線状に4本の光線に雲が赤く色づいている。左がベルゲンの町から南の半島の舳先で、右はアスコイです。アスクの樹木しげる島、という意味で、アスクはアッシュツリーのこと。モクセイ科の広葉樹です。今はベルゲン側の海岸に沿って郊外住宅地が広がり、以前ならこの島の上によくオーロラが見えたのですが、今は住宅の明かりで不可能になりました。

放射状に雲間から光が出るという雲の形と、アスコイ橋(下の写真)の正面に夕日が沈む時、この二つの条件が揃うと、放射型に夕日の筋が見られる。ということが写真を仔細に見て分かりました。 ならば我が家からもっと良い写真が撮れたのに、残念チャンスを逃した。

アスコイ橋は今、昼の3時ごろすでに暗くなる。冬季は終日電飾があかあかと輝いている。






Pnorama Box制作委員会


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