安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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雨具で砂浜へ
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( 2015年 7月 30日 木曜日


●朝の犬の散歩
毎朝犬を散歩に連れてゆくのが拙子のここでの日課である。肌寒い早朝だがしばらく天気がもちそうなので海のようすを見に行った。歩いて3分で長いデンマークの砂浜に出るので昨日も見に行ったが、あいかわらず風が冷たく、とても泳げる温度ではない。
早朝から気温15度といえ、海辺の風は体感10度ぐらいだろうか、年配の女性がひとり海から上がってタオルを巻き付けている。毎朝の習慣だろうか、強健なひとだ。

●北海の吹き溜まり?
デンマークは北海の砂が寄せ集まってできた陸地で、ノルウェーの氷河が削った石ころが砂になって波に吹き寄せられたというはなしをノルウェー人が遠慮ぎみにふと漏らすのを聞いている。そういう太古の石ころにはアンバー(琥珀)が混じっていて、欧州大陸に販路を広げた歴史がある。
1975年頃、スカーゲンに仕事で招待され、奥さんにおみやげといって、大振りのアンバーを二重にして使うネックレスを頂戴したことがある。当時はまだリーズナブルな値段だったが、いま、宝石店を覗くと倍々ですね。
デンマークの海岸はほとんど浅瀬の砂浜で一旦深みを過ぎるとまた膝までの浅瀬になるといった案配で、子供向きである。こういう砂地の遠浅はノルウェーにない。そこがノルウェー人に人気があるからだろうか、どこへ行ってもノルウェー語聞こえてくる。
今日は子供たちを長靴雨具で着固め、渚で遊ばせたあと、家のプールで日中をすごす。先回のコラムにある写真はすべて、今夏を過ごす借りている家の設備です。Djursサマーランドの写真はいずれまた。






Pnorama Box制作委員会


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