安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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自衛隊は軍隊に等しい
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( 2015年 4月 3日 金曜日


●軍事技術では大国日本
自衛隊の装備は憲法制約を依然として守っている分野が、中・長距離ミサイルといった攻撃用と見なされる分野だがこれも迎撃用なら自衛のための装備と認められる。戦闘機は優秀、かつ空母や潜水艦も最新だ。

戦闘武器は輸出禁止になっているので、英仏スウェーデンのような軍需産業は望めない、また望むべきではない。さりながら、人工衛星からでもミサイルを発射する技術力が日本にはある。

有形無形のこれら軍事装備と軍事技術を持つ国がですね、[軍隊を持たない]などと、海外で言えますか? [わが国はself-defens forcesであって、ミリタリーではありません]と試しに述べてみたらわかります。ジョークでもなさそうで、相手は何を意図するのかわからず面食らうでしょう。変人と思われるのがオチである。

戦後、自衛隊が米占領軍の肝いりで発足し、 朝鮮戦争が勃発するや、マッカサーは軍備増強を図ったが、吉田首相が[それどころではない、国民の食料事情が優先課題で自衛隊へまわす金はございましぇん]と断った。米軍への備品調達で日本復興が著につき、オリンピックを経てGDPはうなぎ登り、軍備予算も3%という枷にも拘らず国家予算の増加に呼応して、戦力、もとい自衛力が強化された。

□戦力なき自衛隊?
日本国憲法9条2項に[陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない]とある。
この条文をたてに、[我が軍]とよんだ首相が批判の八方射撃にあった。
今の自衛隊が、内外に軍隊ではないとどんな顔して 言えるのか。尖閣領海を犯す中国船団,交戦に対応を強化せよといった政党や国民がタンといたではないか。巡視船の放水だけでは舐められるばかりと喧しく政府を攻撃したのは誰か、時の政府は見んん種痘ではなかったか。

□付け焼き刃の矛盾憲法
[国の交戦権は、これを認めない]なんてのはハチャメチャで交戦とは相手あっての戦争ですから、交戦しなければ自衛もへったくれもない。米占領軍が日本に二度と戦争できないよう大急ぎで作文したからには矛盾する文があって当然です。後生大事に矛盾した平和憲法を抱えて、矛盾した議論にいつまでも囚われている図は愚。 同盟軍から,国連空、日本にみりたりー派遣を要請され、その都度憲法規定があってどうのこうのと言い訳にしか聞こえない愚を払拭してもらいたい。






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