安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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米全土寒波第1号
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( 2014年 11月 20日 木曜日


●全米50州で氷点下の朝
寒波一号、木枯らし一号といいますね。でも春一番とか一番茶を春一号、一号茶とはいいません。どうしてか知りませんが台風第x号のように嬉しくないのを「」号で、喜ばしいのを「番」でよぶ。ということでしょうか。

本題、突然の豪雪で車が立ち往生、そんなときに急病になったら目も当てられない。実際救急車が動けず、81歳の男性が亡くなった。しかし全50州で零下記録とはハワイも含めてだすぁな。いやたいへんだ。

●散歩の効用
それがし一昨日までオスロに居りまして、毎日朝夜の二回、犬の散歩に付き合ってきました。オスロ郊外は寒い! 分厚いキルティングに手袋、ウールの帽子をかぶります。そうして2週間あとに帰ったわけですが、家内はもう少しあちらで孫世話や食事作りに残っている。それでいまそれがしは独り者というわけ。朝食時、コーヒーメーカーの水タンクをうっかり落としてヒビワレさせてしまった。代わりの古いのがあるのですぐには困らないが、家内に見つかるとよろしくない。ここは早急に水タンクを買い替えておかないと・・車に乗らない(運転歴なし)身とて、歩いて電気スーパーに行く。なにオスロで犬の散歩が良い運動だったので、久しぶりに往復1時間少しを歩くことにしたのである。

さてだだっ広い売り場は午前中でもあり、店員がすぐきてくれる。ここで買ったんだけど、取り替え用の水タンクだけありますか、と聞けば「ない」。部品はオスロのサービスxxへと電話番号を書いてもらって手ぶらで戻った。しかし雨さえ降らなければ、雪でぬかるみにならないかぎり1時間ほど歩くのはとても健康的である。

以前、なにかで読んだのだが、アトピーで全身のかゆみに悩む女性が、外を歩く時だけ、散歩の時だけかゆみを忘れられる、というので真夜中でも散歩に出るという。まことに堪え難く聞くに辛い散歩の効用もあった。

●思索、ストリー展開
人通りのない通りや歩道の暗がりを歩く人を、よくみかける。2、3人で一緒に歩く人がいるが、一人でもくもくと歩く人のほうが多く、きまって俯き伏し目がち。悩みでもあるのか、ストレスを和らげるためか、それならやはり散歩が良い。独りで散歩すればすこしは落ち着くだろう。

日中は職場なり付き合いなり、なかなかひとりにはなれませんから夜の独歩は心の健康にもってこい。だから、雨合羽と長靴で散歩を欠かさないひとがいるのだろう。

歩いていると無心になれるもので、いろんなこと、いま考えているテーマが頭にストーリーとしてどんどん展開、いつのまにか家に帰り着いた経験をみなさまお持ちでしょう。T思索は歩行につれてUである。(了)






Pnorama Box制作委員会


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