●トイレの使用法、
旅の日程が前後しますが、オスロへ車で行く時は途中で休憩しながら、早い晩メシを食べて行くので9時間ほどみておく。
食事はホテルのビビュフェが多い。で、その全国チェーンのでわるくないホテルにゆくと、と中国の団体バスが止まっている。へエー、結構な団体さんとおもいきや、トイレストップなのだった。ここはロビーとその先のスーパーが一体になっていて、ロビーのトイレは開放されている。だから衛生的なトイレが無量で誰でも使える珍しい場所である。普通は団体さんがトイレを使う時は、公衆はべつとしてホテル等では一人5クローネ、(80円)払うことになり、やっぱりタダのところを探します。中国団体さんご愛用の穴場なのでした。
それがしも使ったが、中では顔や腕首筋を丹念にを洗うひと、何度もペッペトとやりながらうがいを繰り返すひと、と様々でありました。
女性トイレは行列10人ほど、ややあって、家内も使って来たが中に絵の張り紙がしてあり、使い方を絵解き、してはいけない使い方は赤バツで示してあったそうです。便座に靴のままのってしゃがんでいる絵、前向きに跨がっている画などバツ印。入ったらロックすること、用をたしたあとは必ず水を流すことなど絵解きしてあったという。15日後、帰りに通った時も中国団体バスが止り、タバコとトイレに小康を得る隣国の人々を見ました。
そういえば、昔、韓国の団体さんがカフェエリアでトイレだけ使ってトイレを汚し放題したとかで新聞種になっていました。実にトイレこそは文化のバロメーターでして、インドや中国の農村がウオッシュレットを使うなど未来話である。
●ボッタクリのホテル
さて、クル−ズフェリーがデンマークに到着すると明るいといえもう夜の9時、近くのホテルを前日予約探ししたが、どこも駄目というので1時間半走った小さな町で予約できた。それがレセプションは夕6時までで、到着時間にはいてくれる様に約束する。なにしろ他に寝る所が無いからココになったのだが、オンボロの古い設え、料金はデンマーク現金で先払い、シャワーはあるが、WIFIすいらなしすらなし。しかしお値段は一人2万円近い。逼迫しているといえまさにボッタクリである。スカーゲンなど、夏に賑わう観光地では民宿も早く予約しないと高くふっかけられる。
●スカーゲン
翌日は、孫のアリエルを喜ばせようとその最北端の砂浜スカーゲンへ。砂上を走るトラクター権引きのバスで突端へ向かいます。ノルウェー側のスカゲラックとスウェーデン側のカッテファトという海の波が海の砂を寄せ集めて出来た砂地。ここで片足を西の海、片足を西の海に立つことができます。解ったのかどうか、アリエルは奇麗な小石や若めに夢中、砂地に掘るようにようにして立ち、ジャンプ遊びあおしていた。チトよくないなとおもっていたら、足が深く埋もれすぎたのか、ジャンプしたが足があがらず尻モチですわ。もうびしょびしょ。どうやらワザとしたらしい。そう言う元気な子です。
この子は乳糖アレルギーがあるので、ソフトクリームはだめ、突端のレストランで乳糖なしの果物サラダに乳糖をつかわないソースを作ってくれた。コックさんが忙しくないからできること。ありがたい。スカーゲンへは1975年以4度目、40年変らぬ街並である。
●満点のホテル
2日目はランダースで一泊、町の中心部、地下に駐車場がありとても快適で大きな部屋をもらう、大きすぎるバスタブ、大きすぎる洗面台、もちろんWIFIできます。アリエルにクレヨンその他お子様遊具セットが部屋においてあった。24時間レセプションがあいていて、それで前日のボッタクリと同じ値段、朝食も品数たっぷり天井の高いのがすばらしい。なぜかプレスリー博物館があり、商店街やバザールもいい。それがしはひげ剃り器を忘れて来たので、ベルゲンを出てから3日間そのままでいた。商店街でやっとひげ剃りを買う。フィリシェーブはいいですね。ま、さらのうちはどこの製品でもよく切れます。(続く)
●テロ予告に大警備のノルウェー
シリアのテロ組織ISISがノルウェーでテロを工作している情報をうけて、公安警察、都市警察から軍隊の対テロ舞台までたいへんな警備です。ベルゲン市内の上空は飛行禁止になった。パスポート検査がいままでなかったデンマークから再入国する何千人ものパスポートなしが足止め、運転免許証や顔写真付きのクレジットカードでもいいが、若い中・高校生なんかスマホは持っていても自分を証明する者がなにもない。しかしこの騒動ではテロリストも来ないだろう。「大山鳴動して鼠一匹」すらないのでは。でも用心するに如くはない」警備の方、ごくろうさま!