安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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3本の矢
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( 2014年 6月 30日 月曜日


● The third arrow
エコノミスト誌が今週の二番特集に安倍晋三の三本の矢・構造改革について、まあ思い切った好意的な論評をしております。裃の一肩脱いで矢をつがえている侍姿。大小を腰にそんな合成写真が、でもにこやかな顔写真をつけたのがあまり矢を打つ侍のようでは二のがご愛嬌。いきなり日本人が政府、民間がこぞって成し遂げた明治維新にくらべている。長い20年の停滞、経済政策の失敗から、ついに安倍晋三がこんどはマトを打ちそうだ this time iti will hit the target.というわけ。

●皺だらけの社会
2040年には900の自治体、すなわち全自治体の半分が消滅するなんてのは衝撃的ですが、日本のシンクタンクが予測したそうだ。海外から労働者移入や、女性雇用をかつようするためにお手伝いさんを海外からなどヴィザの緩和や、移民促進のこと、雇用の流動性を求めるコーポレートガヴァナンスのことなど、先週の「第2次成長戦略」を検証しております。やっぱり終身雇用は、なまくらで失敗しない者が齢とともに高給もらって、若い優秀な社員が安月給というのは不公平だ。

●中国の影
「戦後レジームからの脱却」という言葉は外国から右翼ナショナリストと理解され、安倍はキケンと中国ばかりか英米もそう思っていた。で、この言葉は言わなくなったが、安倍政権の目標はかわっていない。集団自衛権にしろ日本人が論議するくらいに国家意識を持つようになったのは、一面中国の台頭がある。有権者は日本も自身でべきと思うようになった。Voters now understand the need for Japan to satand up for itself. それはそうだが、英誌に言われると変な感じ、こそばがゆい。

アベノミクスにはなんでも反対抵抗するグループが根強いけれど、最後の一文はエールというか、やっと安倍首相が西側に認知されたと確認できる。先週の清聴戦略発表は breathtakingdとは・・それがしには言えない正直さ。That is something everybody should welcome. 御意であります。(了)






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