安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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ソチ疲れ
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( 2014年 2月 24日 月曜日


日曜日は終日強い雨風で、ソチ・オリンピック閉会式を見る。ああ、疲れました、終ってやれやれです。真央ちゃんが帰ってくる月曜日、空港は出迎えの大変な人でいっぱいでしょうか。ねぎらってくださいまし。

●人間は公平中立になりえない
フィギュアの判定がオカシイと思う人が多かった。走る、泳ぐ、飛ぶ、投げる種目はキカイで計測できる。けれどジャッジが決める競技は、およそ正確などあり得ない。ボクシング、柔道、もおかしい、芸術性が加味される氷上演技はもっとおかしい。国威発揚の場ならお手上げだ。
スポーツだけではない、裁判、論文審査もジャッジする人間によって変る。授業でも先生は学生の文字のクセを知っているので、憎たらしい子に辛く、頭は切れないが熱心に授業を欠かさない子に甘くなる。仕方ないですね。

●森喜朗さん、東京オリンピックまで保つかな
それがしが初めて「大事な時にかならず転ぶ」なる森さんの言をきいたとき、笑えてきた。好意的にですよ、リラックスした言は歓迎です。団体戦でチームを引き下ろした転びなら、絶対禁句ですが、個人種目だ。真央ちゃんが言われてがガックリくるなんてことはありません。慰めの優しい言葉でいたわっても彼女には嬉しくありません。たとえば、先きに亡くなった友を「あいつおれより先きに逝っきゃがってー」と怒るのは失礼ではないのです。

どうぞ森喜朗組織委員長どの、やじる声に圧されて「わかった、オレやめる」なんて「失言」されませんよう。だいたいあのときの講演会場で違和感はなかった。

●家内は半日TVの前に
……に座っていて、それがしは下の仕事部屋にいるのだが、時々嬌声を発して、ノルウェーが金メダル、やれ銀メダル、と我が部屋までご注進にくる。用があれば内線をつかうのだが、嬉しいときだけ階段を駆けてくるのだ。終ってやれやれ。最終日、スキーのマラソンともいうべき男子50キロでロシア勢にメダルを独占されて、金メダル数はロシアに抜かれ11個で2位になった。残念でしたねママちゃん。でもね、ノルウェーの人口は北海道の人口より47万人少ないのです。_じゃないすよ(北海道547万、ノルウェー移民1,2世を含め500万)。何故かというに、風土と生活と国民性につきます。よって他国の参考になりません。(了)






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