●初雪8センチ
当地きょうは本格的な積もる初雪になりました。雪かきせにゃ・・とうつらうつら昼寝の頭でおもい浮かべていると、家内が剣呑な調子で 「もうダグフィンがやってる(じゃないの、何しとるんやおまえは)」ベランダから覗きながら言う。いつもそうだ。そろそろやろうかと思ったときはお隣の甥、ダグフィンが我家のぶんまで雪かきしてくれるのである。
あたふたと「雪押し具」を手に表に出て「わたしがするつもりだったのに」と感謝のかわりに愚痴のように呟く。道路は済んだから我家の車まわりをしたら、と言われて、せっせと小1時間働きました。そのあと凍らないように道路塩を撒いて完了。あすは曇りで降雨・雪はないとの天気予報でほっとする。
体をつかって働いたあとの食事はことのほか美味しく、腹八分目を心掛けているそれがしは久しぶりに食べ過ぎた。いかんいかん。
●ケネディ大使、♪お使いは馬車に乗ってポック、ポックリコ♪
天皇陛下が新駐日大使から 信任状を受け取る式をなぜ「信任状奉呈式」などと大使が主体の言い方をするのか、それがしはおかしいとおもうのだが国際的な慣習で元首から元首への奉呈式とされているらしい。
それはそれとして、宮内庁から往復には馬車にするか、リムジンにするか問い合わせがあり、殆どの大使が馬車を希望するらしい。アメリカは常に馬車を所望してきた。古式豊かな礼装の御者と後ろに立つ車従による2頭たて儀装馬車、欧州の王国と日本でしか見られない儀装馬車だ。菊の御紋がついている。遊園地にあるのとは違うぞ!
しかし大使の皇居訪問で沿道に人だかりができるなんてことは明治維新以来初めて、キャロライン・ケネディ大使が初めてではではないのか?、関係のない当地ノルウェーのTVニュースに出るくらいですから、これは」世界的に放映された映像ということになる。中国では見せないが、韓国の反応やいかに。松の間でのケネディさんは深々とお辞儀の角度も適っていた。これ以外と西洋人には馴染めないのだがケネディさんは申し分なかった。
●ロシア地方航空機、カザン空港に激突
このところ鬱陶しく寒い天候で、ふてぶてしく寝椅子に長くなってTVを見ておりました。印象的な映像はフィリピンの被害模様はもちろん、ロシアの地方航空会社の飛行機が真っ逆さまに墜落、空港管制官のモニターが捉えた映像です。地上に激突し、瞬間に炎上するさま、近影ではないが何が起こったかは一目瞭然だ。 乗客と乗員50人全員は即死する瞬間を知覚さえできなかっただろう。
ロシアの地方航空界各社は中古機ばかり、事故機はボーイング737といえ、1990年製ですからね。良質のパイロットはあつまらず、国内空港は整備士、空港施設が充分ではない。
激突の映像で頭に浮かんだのは零戦「特攻隊」である。カミカゼ特攻士3500人、なにはともあれ靖国の方向に手を合わせる。
●駐レバノン、イラン大使館爆破
シリア内戦がレバノンに飛び火、反政府派と政府派がベイルートでメガ爆弾を用いたテロ合戦するようになった。19日のイラン大使館で2回連続爆発があり、大使館員他23人(もっと多い?)が死亡、百数十人が負傷した。あの爆破された大使館と近辺の破壊ぶりはすさまじい。これはシーアのイランがアシーアのアサドを支援しているので犯行はスンニ派による。つまりシリアの反体制派でヒズボラと戦っている連中である。アルカイダが犯行声明をだしたという。
で、この前、夏にやはりベイルートでヒズボラを狙った車爆弾があった。シリア反体制派は統制されていないゴロツキ集団の様相で、米はこれを軍事教練し、アサドを追放し、政権奪取してもキチンとあとが続くような組織にする作戦である。これなら直接軍事介入にならないからという皮算用だが、アルカイダや外国人だらけのゴロツキが政権を担う人間に教育するなんてことは中東では不可能だとおもうよ。(了)