安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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となりのパクパク
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( 2013年 11月 14日 木曜日


●泣く子と朴槿惠には勝てぬ
韓国大統領パクさんは「となりのトトロ」のように可愛くないので、もじってコラムの題にした。
パクパクというと口パクのアテレコなんですが、かの大統領が対日誹謗を繰り返す執拗さは本心なのでしょう。父・朴正煕が漢江(ハンガン)の奇跡(Miracle on the Han River)成し遂げたのは、日本の賠償と日本民間による技術投資のおかげである。娘のクンヘさんはこの事実を弁えていたはず。でなければ大統領就任の弁で「第2の漢江の奇跡をつくる偉大な挑戦」と言ったりはしない。

ところが慰安婦歴史認識で反日にかまけ、あらゆる国際的な場で演説し、首脳会談、メディアへのインタビューで日本政府の歴史認識と慰安婦へ謝罪しないと非難、いまもテンション上げて公言して憚らない。まことにブレない鉄の意志ではあるが、子供じみてお手上げである。昔から『泣く子と地頭には勝てぬ』と申します。泣き止むまで待たなきゃ仕方ありませんね。経済的に音を上げるのはIMFから融資を受けて監視されている韓国です。日本は困ることはないのです。

●プーチン韓国訪問
プーチンは韓国初訪問中もちろん朴槿惠と首脳会談を行います。初日の13日にさっそく会談しました。この席でも日本政府非難をパクパク話したと思われますが、プーチンは世界中で安倍とメラケルとの仲が最もよいのだが、声明ではイヤな言い回しで名指しを避けた歴史認識の障害に弁窮している。

ロシアは北朝鮮の後ろ盾でもあり、韓国には南北統一への努力を要請する。ロシア報道ではそうなっている。北朝鮮の朴槿惠批判はひじょうに過酷で南との会談に断固応じない態度であったが、最近軟化したのはプーチンの圧力だろう。南北統一に向けたサミットをアレンジできるのは習でも、オバマでも無理だ。できるとすればプーチン、さすれば韓国は中露圏にはいることになり、極東バランスが重大な変化をきたす。チト怖い予想ではないか。

●袋小路の韓国
韓国経済は世界的な株価上昇で景気は上向きに転じ、輸出も増えたが、ヒュンダイ、キアは労組問題をかかえ、サムスンの利益は縮小、朴槿惠になってから国民の生活水準は下がる一方、経済的には輸出と観光に中国ベッタリが止められない状況になった。

ひとつ解せないことがある。在日コリアン/朝鮮人たちは、歴史問題を日本人が理解するように理解できるはずで、たとえ韓国/朝鮮学校で祖国の歴史教育を受けたとしても、生活の基盤は日本にあり、日本のTV番組を見て育つからには、日本の歴史認識もわかっているはずだ。しかし祖国に働きかける努力がすくない、殆ど無きに等しくそれがしは解せず淋しくおもっている。(了)






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