安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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シリア国民を侮辱したノーベル賞ほか
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( 2013年 10月 14日 月曜日


●シリア国民をを侮辱するOPCW授与
それがしは本年度ノーベル平和賞の選考にまだ不満が収まらん。選考委員長のヤグランは労働党の党人政治家、左巻きに政局を注視して欧州評議会議長と言う大所帯のながら権威もない知名度の低い国際組織のトップに祭り上げられ、何を言っても「暖簾に腕押し」のふやけた男である。シリアが今一番大事と理由付けするが、内戦の停止に一歩も触れない賞である。シリア国民が怒るのも無理は無い

●高級とりの国連人道組織に?
こういう人道的な国連組織や、国際組織に賞を上げていたらキリが無い上、彼らは高給を得て勤める各国公務員の出向や、応募者である。民間の平和活動彼の方が危険であり、なにより平和への意志を秘める人たちである。受賞したOPCW (Organization for the Prohibition of Chemical Weapons)の職員で殉職した者はいない。
ハーグの本部・贅沢な円形ビルの写真をみて、この組織にわざわざノーベル平和賞で報いる必要に疑問が膨らむばかり。

発表の場ではメディア関係者が歓声を上げるのだが、今回は声上がらず。政府は一様に時宜にかなった素晴らしい選択と持ち上げるが、世論の反応は空疎である。

●まだ2年続くノーベル賞の混迷
ノルウェー・ノーベル委員会の任期は6年、やんぬるかな、ヤグランは後2年委員長の席にいすわるとは。次期保守政権が2年後の委員長に右派の委員を推薦するのを楽しみに。

●日本人、元気な50代以上
13日は体育の日、文部科学省が昨年の体力と運動能力調査結果を発表したところによると、70歳代の体力が過去最高成績、東京オリンピックの中核となる小中高生も上向きだと言う。いい話でですね。
さるにても20、30代が弱くなっている。働き疲れかしらん、子育てと仕事にこき使われる世代ですから、経営者の猛省を促したい。労働政策、政治の貧困だ。

●ノルウェー医療制度の小さな美点
それがしは70代、調査では65〜79歳の高齢者がよい。そう言えば毎日夫婦でジム通いたり、ゴルフやテニス、リュックを背負って何処まで歩いたとか、カメラ抱えて早朝から出歩く級友がいますね。ご同慶満悦の至りでございまする。

某は脳梗塞まがいで救急車で運ばれ、兆候は1時間くらいで消えたのだが、そのまま入院、一週間検査づけにされた。ま、いろいろな薬を処方され、自費持ちの医療代と薬代は免除するとの通知がきた。医療費の自己負担が一定額(約35,000円)に達すると、以後その年の薬代など全額無料になるシステムである。申請もしないのに当局は某が本年度これまで支払った額を把握しているのですな。

●福祉の充実を望むなら国に金を出せ
これを管理社会と謂う勿れ、結構なシステムではありませんか。それもこれも国民に占める公務員の数が日本の倍以上であり、税金と消費税がべらぼうなので可能になるのです。日本の消費税8%に増額される。この決定に文句をいったらバチがあたりますぞ!(了)






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