安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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日中間の屈折した感情
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( 2013年 9月 20日 金曜日


●韓国観光業赤字へ
韓国への日本人観光客が30%減ったというから激減だ。観光収入が赤字に転落したのは痛手ですな。かわりに中国人観光客が増え、済州島など中国から一日4便のフェリーが発着、島の90%台が中国人という。お行儀のよかった日本人にかわって傍若無人な中国人になったのだが、土産物屋さんはたいへんだろうな。でも赤字業界は文句をいえまい。欧米では彼らのマナーの悪さ,素養の低さが新聞種になるようだが、業界はどの国の観光客でも金を落とすお客様だから、フランスでも受け入れホテルは対策に知恵を絞って、従業員はひたすら耐えている。

円安で日本人観光客が減ったというのはどうだろうか、激安の韓国ツアーの案内を見ると安い!お得感このうえないが、やはり日本人として反日韓国政府の言いがかりに嫌気がさしたのであろう。その傾向はきっとGalaxyほか韓国製品に自然とむかうのではないか。しかしである、韓国から日本を訪れる観光客は円安のせいで「毎月30〜40%増えているという。

●中韓の民衆はお追従反日
ということは民間レベルの大多数は反日をやっても利益は無い。民衆はお追従反日なのである。政府とマスコミとその言論を真にうけて踊る80%のアホウはいつまでも続かないだろう。

おなじことが尖閣国有化1年の11日、翌日の柳条橋事件の反日記念日に何事もなかった現象にあてはまる。官製デモが暴力拡大、日系企業を標的にした1年前の事件は、国際的に中国の悪い評判をさらに悪くした。今年は方策をかえた習体制が、反日プロパガンダは引っ込め不能だが、官制デモ計画のほうは止めて取り締まることにした。隠れた政権批判はあきらかに昨年以上になるとの政治的危惧からである。経済への悪影響ではないとおもう。

●中国人の朝鮮民族蔑視
反日の唄を忘れた平穏な今年の中国は、本来民衆レベルで自発的に反日デモが起こらないことを明らかにした。古来より中国には反日よりもっと根深い蔑視「嫌韓」がある。だが韓国は古来よりこれまで官民上げて中国には低姿勢できりぬけてきた。さて、韓国民間レベルでの対中低姿勢が長続きするとも思えない。それがしの予想では韓国の反日が5から10年で反中にシフトする。(了)






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