安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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近畿を直撃した台風18号
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( 2013年 9月 17日 火曜日


●士気低下の米軍で発砲事件
ホワイト・ハウスのお膝元(こうしょう、Navy Yard)で、わけのわからん発砲事件があった。死者12人、犯人の一人は銃殺されたが、共犯がまだ二人居て、そいついがどこにいるか今時点ではわからんという。この海軍工廠は職員や軍属3000人が兵器をシステム化して製造、川に面しているので造船もやっているらしい。職員に化けるか、はたまた犯人は職員かもね。

こんな殺伐たる米軍内の事件がわが自衛隊でおこりませんよう。ま、日本自衛隊の士気と規律は、いろいろ言われるが世界有数である。実戦経験がないので士気が高い逆説もあるけれど、米軍兵士はボロボロです。ガガーと地中海に結集した米艦艇は待ちぼうけ疲れでやる気なし。航海に空母を入れてまで準備万端ととのったところでオバマが梯子を外したのだから米軍属たちの不満がたぎっているだろうなあ、とそれがしはあらぬことを考える。

●台風災害、未だ克服できず
ところで日本列島を縦断する台風18号だ。異常な雨量である。一日でひと月分降るのだから、京都市では桂川の氾濫で10万帯に避難勧告がでたという。米コロラド州の洪水被害も、かつてなかった事態。大洪水は中国とバングラデッシュ、欧州低地のできごと、日本人は外国のできごとと思っていたのじゃないかな。

大和川や武庫川も危険水域にあがったなんてのは最近なかったことだ。完璧に治水された護岸、それがしは帰省するたび、県の図書情報館まで大宮駅からバスをつかわず、佐保川沿いに30分歩くのだが、川底がよく整備され、どんなに降ろうが溢れ出ることなど考えられない高さの堤である。その下流が大和川で、幅広の大河は常日頃、気の毒なくらい流れはほそいのであった。それが危険水域に達したとは、持続するゲリラ豪雨みたいにすごい降雨量だったのだろう。

では台風一過、大気の汚れも吹き飛んで被害のなかった方々は秋日和を、満喫下さい。

●ブリキ職人、瓦ふき職人のおざなり
当地ベルゲンは天候が冴えない。今日は屋根のトユ掃除にかかりきりでした。ロフトの三角窓の両端から雨漏りに至るので、調べてもらい、見積もりを取って業者に修理してもらった。二人の職人さんが見積もり通り一週間ぐらいかけて仕事が終った。屋根瓦のくだけたのや、屋根下の張り替えに取り外した瓦礫をキレイに運び去ってくれた。で、あめのときトユの全体から雨がしたたり落ちるので、梯子をかけて上って見ると、これがヒドイ。トユの中は煉瓦くずや釘、角板のくずでいっぱいだ。

見えない所はほったらかしだもん。職人気質のないハンドワーカーはこれだから。
それがしがスコップとしゃもじで掬って、高圧洗浄機でトユ掃除をしました。(了)






Pnorama Box制作委員会


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