安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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スパイ衛星でミサイル予知、地震は不可
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( 2013年 4月 13日 土曜日


●地震は突然やってくる
兵庫・淡路島で地震!と聞くと関西人はヒヤっとします。震度6でも震源は10キロ、浅いじゃないか、怖いですね。今回だって予知出来なかったでしょ。先日はイラン核施設のある近くで会った地震で数十人が死んでいる。原発維持継続派にもヒヤっとしてほしいね。風力羽タワーのほうが倒れやすいけれど、放射能は出しませんからね。

●北のミサイルは突然やって来ない
10〜15日まで、北朝鮮の賞味期間が煮詰まってきた。♪もう幾つ寝ると太陽節♪などト茶化すと、いよいよ無慈悲なる脅迫作戦に邁進するか。にしてもさすがに日米韓でも対応におおわらわの感があり、北の金と軍部を喜ばせているのでは。威嚇の目的を半ば達した。言葉とポーズだけで世界のマスコミ頻度No.1になったのだから「国家誇示」がお望みならもういいだろう。

北はよくて領海内に墜ちるミサイル実験がせいぜいだろう、中距離いっぱいグアム近くまで日本の頭ごなしに飛ばすか、わたしはやらないとおもうな。国内的には太陽節の踊りの輪と軍事パレードの発揚に、形だけの実験でもミサイル成功をぶちあげてお祝儀にすることはあろう。

ところで毎年変わり映えしないチョゴリマ女性と世界から消えたサラリーマン上下の男が50年前の運動会フォークダンスを繰り広げる。あの映像でまた世界から笑われるのに、なんとかならないものか。平城の外、といえば殆ど国土の全面積だが、極貧で餓死者が、暖房のないコンクリむき出しのアパートで凍死者が、栄養失調でやっと生きている。

●中国無謬のレトリック
惨状の責任を負う外国は中国だ。その中国は責任は世界が連帯して負うべきと、逃げる。自国の都合の良いように本気顔でシレっとする芸当はウマイ、イランとどっちが上手だろう。鳥インフルや揚子江の豚死体、黄砂と煤塵は黙って報道統制で押さえ込み一本をとる作戦。

●アベノミクスよ長くお達者に
円が対米ドル100円にせまりました。こんなに早く円安が進むとは、株も勢が衰えない。世界的に株高の傾向は、当地の近辺では9月まで続くあなというアナリストが多い。キプロスへの金融支援が決まり、破産とユーロ脱退から助かった。スロバキアが次に危ないらしいが、良かった時代がない国だ。なんとかなる。

しかしアベノミクスをバブルとこきおろし、もっともらしい経済理論で危険性をあげつらう論評が多いことよ。政権の引き下ろしがMRディアの傾向といえ、では15年のながーいデフレの責任は追求しなかった経済やさんたち、偉そうな事言わないのがエチケットだ。世界中で15年もデフレが止まらなかった国がありますか。それがし寡黙にして不知、あったら教えを請う。いま脱却、やっとまともな経済に入り、持続しようと努力する矢先に石を投げる輩の気が知れん。

村上春樹の新作がいきなりベストセラー、初日に10万部増刷なんてのはしかしワザとらしい。出版社の戦略のにおいがする。でもこのタイムリーなテーマの新作はノーベル文学賞を確実に近づけました。

G8外相会議で英語がわからないのは岸田さんひとり、インパクトなんかどうでもいいけど、フリータイムの淋しさが沁みますな。(了)






Pnorama Box制作委員会


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