安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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パニックの北朝鮮軍幹部
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( 2013年 3月 7日 木曜日


●北、臨戦態勢へ
北朝鮮のツッパリが過熱している。きっかけは米韓合同演習の予定が出るや、北の軍人どもがいきりたった。朝鮮戦争の休戦協定を白紙化する、といってもいままで順守していたとでもいうの? この前に米韓演習があったときは、場所を韓国の南方沖に変更しておさまったようだが、今回の演習は北の核実験がそもそもの原因だから、威嚇伝えなければ意味がない。

●正雲小僧に舐められた中国
さらに、中国が、形だけは国連制裁に反対しなくなった。国連制裁決議に中国が加わったことは重い。実際には中朝の通商や、燃料支援は続けるだろうから、北朝鮮はたかを括って もっぱら米韓に反撥しているのである。 朝鮮戦争休戦協定白紙化についても中国は「行き過ぎ」とイラ立っている。北の若いアンチャンに舐められて、さぞ腹立たしいことだろう。しかし敵にはできない。グッと怺える中国のジレンマ。

「米国が核兵器を振り回せば、われわれは精密な核攻撃でソウルのみならずワシントンまで火の海にする」(労働新聞)。こういう大時代的な惹句がまかり通る国は北朝鮮と中国軍部、とアルカイダですかな。イランもひどいが、大時代的な言い回しよりは洗練されているとおもう。

●バスケとミサイル、どっちが本当?
そこで気になるのは、先日正雲がNBAのスターだったデニス・ロドマンと和気藹々とバスケを観戦する映像があった。正雲は生涯の友とノーテンキな言動で揶揄されたロドマンだが、米大統領への金の伝言「オバマ大統領から電話がほしい」と、TVで公表した。ワシントンとソウルを火の海にすることと辻褄が合わんではないか。

飛行・航行禁止区域を設定したともいわれる。ミサイル実験をやるつもりかも。韓国・朴槿恵は閣議がひらけず滑り出しでもたついている。 優柔不断にみえるが、北の攻勢に対応出来るのだろうか。(了)






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