安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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テレビ観戦に興じるG8たち
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( 2012年 5月 19日 土曜日


●G8、会議のあいまに
チャンピオン・リーグ、19日の決勝戦はPKでチェルシーがバイエルン・ミュンヘンを降して優勝しました。チェルシーが優勝する何ぞオカシイのだが、それだからこそファンは感涙したのだとおもう。G8の出席者たちも試合をTV観戦していた。PKが決まった瞬間の写真をご覧あれ。

Foto: EPA / Pete Souza / NTB Scanpix 

キャメロンが小躍り。ご本人はアシュトン・ヴィラのファンらしいが自国の勝利ですもの,喜んでいいとも。メルケルはこれで負けたのが判ってないようなたよりない風情です。オバマはどういうつもりなのか、ちょっと判断しかねる反応。EUのバゾロはどちらかというとメルケル寄りでEU政策で外野から大きな声のキャメロンに長く不満を持っているからシブイ顔。右に座っているオランドはサッカーなど興味ないのだろうか。オバマの前に座っているのはヘルマン・ヴァンロンプイ常任議長だが、やはりバゾロと同じ気持ちだろうか無念そうである。

2010年のサミット開催中にもやはり英独チームがWC決勝を争い、キャメロンとメルケルが並んで観戦した。あの時はドイツが勝ったので、おあいこになりました。キャンプデーヴィッドのサミットはノーネクタイ、お仕着せの民族上着を着せて記念写真をとるバカな演出がなくて好もしい。

●平幕37歳の初優勝、旭天鵬
名門チェルシーを平幕にたとえると叱られるが、強くはないだけに優勝の嬉しさはひとしおであろう。わが相撲では平幕のモンゴル力士が、37歳という相撲界では引退の力士が優勝した。うれし涙を誘う快挙である。(了)






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