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G8、上海SIX、APECで角つきあう米中露
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( 2012年 5月 17日 木曜日 )
●G8, プーチン欠席
5月18-19日、今年のG8サミットはアメリカがホスト、オバマ初めてのホスト役をキャンプデーヴィッドで開く。プーチンこの4年というもの、メドベージェフがG8に出席するのを斜視していたのに、大統領に返り咲いてイザというときに不参加を早々と決めていた。ま、オバマに敬意を払うわけでなし、アメリカへは行ってもロクなことはなかった。オバマがロシアに来たのは一回だけ、ロシア大統領は毎年ほど訪米しているのに、バランスが取れない。そういう理由もなるほどですが、丈夫(ますらお)はしゃぐ姿は見せたくない、とうことだろうとおもう ● メルケルを追いつめるな 今回は頭痛の種のギリシャとオランドに注目、メルケルはEU債務危機の処理を緊縮、債務削減で乗り切ろうとする取り決めに欧州が背を向け出した。サミットではメルケルが四面楚歌。でもオバマやスペイン、イタリア、フランスの金融緩和路線にメルケルがツムジを曲げたら、欧州はなし崩しに破綻へむかう。そうなってもよろしいか? ●アホらしい国家のメンツ ▽北京での「上海協力機構」所謂シャンハイ・シックスにはプーチンが出席する。 ▽ウラジオストックで開催される9月の「APECサミット」にはオバマが欠席する。 ▽先日の日中韓首脳会談で胡錦濤は李明博に会ったが野田首相とは個別会談を拒否。 女子生徒のケンカにも似て、あんたとは会わない、話しをしないとかくだらない。その点、わが歴代首相達は、誰とでも会おうという姿勢できた。節度がないのではなく、「おほらかなのだ 。野田さんたまにはエライ。(了)
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