安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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クルージング閑話(3)
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( 2012年 4月 27日 金曜日


● 基隆 4月17日
船に帰って昼食するほうが好きな物が食べられてよいのだが、B級グルメのケイスケの父は仁三路・愛四路夜市で食べずにはおられない。夜市といっても朝から通りの前に屋台のような一品料理を忙しく供する食い物家が並んでいる。カレーの大きな鍋をグツグツ煮ているカレーライスの店が混んでいて、旨いらしい。細板のベンチと細板のカウンターが空くのを待って食べる。メニューはこれだけ、お値段が60元,邦貨にして166円だもの衛生など構っておれない。道ばたに蛇口があったので手をあらって頂く。辛くない。けっこう量があって肉は臓物が混じっていて濃密な味だ。汗を拭き拭き全部平らげました。ゆっくり食べるケイスケくんを残して待ち客に席を譲る。昼飯時のせいか、こういうところでスーツを着たサラリーマンや、おしゃれした若い女性が食べている光景が印象的でした。こういうセンスはようわからん。このあたりはどこもビールが呑めず、ちゃんとしたレストランでなければお昼から酒はでないらしい。

長崎ではクルージングの案内で二つの店(港に近い大きいビルと中華街のある店)を推奨されたため、みなさんそちらで長崎チャンポンを食べたのだが、我々はケイスケ父さんが土産物屋さんで推奨店を話すと、店のおねえさんの曰く「その店には地元の人は行かない」。で。地元の人がいく中華街近辺の店を教えてもらった。これが正解で安いし旨い。カメ出し焼酎がめちゃ旨かった。だから旅行中は昼飯にビールくらい呑みたいのだが、台湾の昼飯屋はすこぶる嬉しい経験だったが、アルコールを出さないのがいまいち。


夜は船でしっかりディナーを楽しむ。左からケイスケくんと父(妹の亭主)、テーブルつきのウェイター(インドネシア人)、わたしの兄。写真は割愛しますが、この円卓に8人と臨席6人がわが一行です。

カントリーのリズムに踊り出したケイスケ君 (続く)






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