安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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移民激増のオスロ市
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( 2012年 3月 19日 月曜日



いまから30年足らずのうちに、移民がノルウェーの首都オスロで半数を占める。

●国立統計局の移民人口予想
このショッキングな予想はメディアや目的組織の調査ではなく、国の統計局が発表した。全国の県、自治体に居住する移民及びノルウェーで生まれた子供を2006−2010年にわたって調査した統計をもとに移民政策が現状で推移するとこうなるとこうなったしだいある。

●国民人口減少、移民人口激増
現在の移民人口は28%、30年のうちに都市部では中間値47%(最小値40%、最大値56%)になる。オスロの移民人口は現在17万人だが、30年後に中間値で38万人に増える。しかもノルウェー人の出生率は2を割っているから生まれる子供よりも老人がより多く死亡する高齢者社会である。

一方、移民の出生率は4、5人がザラでどんどん増える。そして移民人口の70%以上がEU/EOSや北アメリカ外の出身、つまりムスリムである。国家の存亡にかかわる由々しい事態である。でありながら、対策は後回し、表向き人種差別は絶対に受容出来ないお国柄、「不法滞在者は直ちに強制送還すべし」と誰も言わない、言えない。米大使館が在中米人にメールで、オスロの移民と治安の悪さに注意を促したところ、ノルウェー政府が抗議、世論の袋だたきにあっている。

難民受け入れ制度とその実施、子供を追い返すのは可哀想と人権擁護に大騒ぎする話題があとをたたない。その辺りの事情をシンプルに述べる能力がないので、次回にまわします。(続く)






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