安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興

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消費税をあげよう
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( 2011年 12月 28日 水曜日



●消費税を上げる
税調の消費増税案が決まった。2015年までに(2014年中と理解)2段階で10%に引き上げる案は、党内でまだまだ紆余曲折があり予断を許さない。民主与党のなかに脱退する反消費税議員がいる。わたしは消費税3年で20%まで増税を!と願う人間ですから、彼らは実に嘆かわしいlow makerである。

「消費税で取るより、ほかに削る所がある」と論ずるのはいいが、反対の口実に利用してはならない。どちらも実施できれば満点、申し分なし。

●不公平はあるが、最も公平感のある税
消費税は一面不公平である。中小企業が加工が製品納入に際し、売りたい価格に10%上乗せすると高くみえて、つい正価を安くする。仕入れ材料が安いため、差し引きされる消費税は少ない。消費税アップで儲からない中小企業があるかとおもうと、税法を駆使して還付金の多い輸出産は痛みが少ないという。不公平ではあるが、その差はツベコベ愚痴るほどでもない。許容できる範囲だ。

●債務危機に必要な増税
低所得者には『給付付き税額控除』があるなど、他国にはみられない丁寧な案である。日本国の財政悪化(借金1000兆円突破)を一瞥すれば、増税と予算節約が須要である。早ければ早い方がよい。現行年金制度はかならずや崩壊するけれど、少しでも先延ばしさせる価値はある。消費税の据え置きは国家経済の債務危機を速める。(了)






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