安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興

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トルコ、アンタリヤの暖冬(5)
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( 2011年 12月 24日 土曜日



前日夜からアンタリヤ郊外、ベレクBEREKの海辺にある5星ホテルにいる。大きくて設備も良い。ただし食事は品数豊富だけれど、何を食ってもおいしくない。似たり焼いたりした料理は古くなった材料を使ったとわかるから食べない。これまで我々のグループだけも何人もハラを壊し、下痢・嘔吐で3人が医者にかかった。生野菜を食べず、歯を磨くのもボトルの飲料水という人が何人かいたが、わたしも家内も一応怪しそうなディッシュには手を出さないが沢山食べて快調です。日頃の雑食で鍛えていますから。



余談ですが、少々腐ったものでも平気な友人がいた。まだ飲料ボトルが市場になかった頃、インドネシア観光の日本人は必ずハラ具合が悪くなるので絶対に生水を呑まないように、生野菜にも気を付けるよう言われていたが、この友人はインドネシアで生水呑んでも何を食っても平気だった。先進国の人間は雑菌に強いハラづくりをしなくなって久しい。人体器官が退化、すくなくとも弱体化している。

●5日目:木船下り
オプションツアーでマナヴガMANAVGATから同名の川を木船で海岸に下る。木船といっても300人が上甲板に座って景色を見ながら下る観光船である。同規模の船が北欧勢だけで3隻、夏場にはさぞ混み合うことだろう。たいして見る景色はないが、魚の養殖場や,船の修理場、平らな農地など退屈な景色。案内には美しい滝も書いてあったが、それは上流にあり、このツアーは海へ下る。海辺はデルタ状に砂地、絶好のビーチではある。ここで1時間あまり自由なのでみなさん海水着を持参している。着替え場所がないので体を覆うくらいの大きな風呂敷の3倍くらいある布地を買うのだが、最初の男が言い値のまま考えもせず買ったものだから、売り子が「あの人は8ユーロで買った」と言い張りまけてくれない。で後続もその値段になってしまった。ちっぽけなことだが値切りを楽しまなくちゃ。水温は20度ないだろう、わたしはチャブっと数分だけ『記念に』泳ぐ。

船の乗組員たちはその間、川横の野外台所で昼飯の魚とチキンを焼いている。これを帰りの甲板でお皿にサーブしてもらい、うまくないけどビールで流し込む。
この日カメラを忘れたので写真がありません。

● Turkish Night「トルコの夜」
観光ツアーではよくある「ディナーショウ」である。食事付き飲み放題、舞台ではトルコダンスの男女チームがトルコ音楽に合わせてゲンキに飛び跳ねている。ストーリーのある演し物もあり、司会者が英独仏で解説するがもう忘れました。とにかく各国7カ国のグループで観客1000人のショウですから、給仕がいい加減で、飲み物はラキ、ビール、ワインを盆に載せてよく廻ってくるが、ワインは安物だ。例によってベリーダンスがある。女性がドラムに合わせて一人で20分ブルブル熱演、そのあと男性が同じように熱演。なにが面白いのだろう。カメラは持っていたが使わなかった。送迎バスつきで邦貨にして4500円と安い。が、トルコの物価に比して高いのかリーズナブルなの不明。






Pnorama Box制作委員会


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