●通風封じ込め
奈良に帰って4日目、体調が頗るよく毎日美味しくいただき呑んでおります。通風の微兆候を感じるものの、そこは経験から対策怠りなく、出る前におさえる
ようにしています。
出発の朝、ベルゲンは0度、霜がおりた道路はところどころ凍っていたのに、大阪に着くと20度ですから体がプワーとふくらんだ湯上がり気分です。日曜日は秋晴れ、あつい。ジーパンとTシャツで奈良高校同期の同窓会に出席、黒服ネクタイと和装の女性にまじって、いつもながらジーパンは私だけでした。
●毎年同期の友が欠けてゆく
そういう服装はイケナイらしい。あとで兄妹からさんざ叱られたが、なに、かまうものか、この10年ほど同窓会へは遠くから皆勤なんですから。しかし訃報があいつぎ、体調がすぐれず来たくても来られない同期生が増えた。卒業アルバムにグループ写真がある。仲良しや即席で分けたグループだが、小生の属する7人から成るグループ写真のうち、4人が鬼籍である。クラス全体でも3割以上が亡くなっていた。他界した同級生たちは出席したかっただろう。ホントに会場に現れたらチョット待ってくれなのですが……。小生もいつまで出られるかわかりませんが、体力があるうちは彼らの分も含めて出かけようと思う。
●シリアスな話題
ノルウェーでのテロ事件のこと、欧州のソブリン危機、ユーロはどうなるのかなどにみなさん関心が深い。またアラブの春がアメリカから世界の諸都市に波及するさま、格差社会の広がり、異常気象による洪水や旱魃の巨大化、迷走する台風など地球異変への懸念がましているのを身近に感じました。
バンコクの洪水が現地の日本企業におよび、水は日系企業の製造部門が集まる工業団地に迫っている。バンコクは港湾都市のはず、なぜ海に素早く流せないのだろう、排水のネックは何だろうと素朴な疑問がある。疑問は直ちに調べる強迫症的なクセがあるわたしですが、いまはその気になれず。昨日は新築オープンした東大寺博物館を見学、今日も天気がよい、これからでかけよう。(了)