●景気2番底
木曜日、米欧日中で一斉に壮観な株続落。とうとう来たかDouble-dip Recession2番底の感。2008年秋はリーマン-ショックから株価大暴落、世界不況に至った。
2011年秋は ギリシャ債務危機から株価暴落、世界不況に至る。今度は長引くぞ。
前日のFOMCが短期国債を長期債に買い替える対策「オペレーション・ツイスト」が市場では生温いと受け取られた。60年代のロック♪Twist and Shout♪を口ずさむわたし。
FBIの悲観的景気予測とかHSBC製造インデクスの鈍化でsell out手仕舞に向かった。銅、銀、金、石油コモディティーも軒並み下がった。投資に回すお金がない貧民さまには快感ですな、ざまあみろ。米10年物債券や電気ガスなど公益事業株がセイフティー・ヘヴンに買われた。円がターゲットにならず、対ドルで少し上に触れたのを奇貨としよう。
●光速より早い素粒子?
アインシュタインの相対性理論によれば光より早い素粒子はない。有名な定理E =mc2 はまちがい?昨夜スイスにあるCERN(欧州原子核研究機構)とイタリアのCERNラボの研究者がが「光より早い粒子を計測した」と公式発表しました。かの有名な公式E =mc2 はまちがいだったの?
CERNスイスから発射された中性子を720 km離れたイタリアのGran Sassoラボで捉える実験。結果は何度やっても60 nanosec.光速より早かったという。
誤りなら誤りで済む問題ではない。というのでCERNは米と日本の同僚に客観的立場から検証をお願いしているそうです。欧州以外は日、米というのがスゴイではありませんか。シカゴのフェルミ研究所と東大宇宙線研究書のT2K(茨城県那珂郡東海村のJ-PARC加速器で発射したニュートリノを295キロメートル離れた岐阜県飛騨市神岡町のスーパーカミオカンデで捉える素粒子実験)研究者に同じ実権を依頼した。
実権方法に疑問が多いという人もいる。しかし光速より早い素粒子が事実なら、新しいアインシュタインが出て解き明かしてくれるのだろうか。筆者は眼にみえない現象は皆目わからないのだが。(了)