安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興

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日本国家を讃える
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( 2011年 9月 16日 金曜日



●残暑に韓国停電
日本では9月、秋風が匂うころになって熱中症死者がでる残暑という。もうええ加減にしてくれ、言いたくなりますね。韓国も暑いらしい。電力不足で全国的な大規模停電。エレベーターに閉じ込められ、信号が消えて交通大混雑という。予告無しだもの手術中の患者は麻酔されたまま死んじゃうー、てなことまでイメージしたほど。

●先進国とは何ぞや
先進国とは、社会の隅々に及ぶロジスティック、ソフトと民度で勘考するものであって、単に技術力、産業力、経済力で競う順位ではない。韓国は小さい国土に20基以上の原発を有し、90%以上という異常に高い稼働率を誇る。非常に高い技術ではあるが、韓国原子力安全委員会はキチンと仕事しているのだろうか。

わが国は現在まともに動いている原発はたった一基ですぞ。それでこの残暑も停電無し、電力工面に知恵をだして、もし停電するなら事前に周知が行われる。これぞ先進国である。日本人はもっと自信と誇りを持ってよい。

●ベルギーを見よ
6年間で5人目の首相を作るわが国の政治を嘆いたり批判するのは当然で、誉められる点はないけれど、ではベルギーはどうですか?ブリュセルを散策して「この国はダメ」と思う人はいないでしょう。ベルギーでは昨年6月の総選挙が終わって政権が発足できず、暫定首相が退任、15ヶ月も組閣のメドが立っていない。やっと、仲介委員が8党の合意を得て政権ができそうなブレイクスルーが15日にあったところ。かの国はフランス語派とオランダ語派の文化的確執があり、ホモゲンな日本より難しい政治状況にあるといえ、国際機関で著名なベルギー人は人口比にして夥多である。わが国同様、小粒な政治家とメディアが闊歩するベルギーは、政府が無くても国は機能している。国際会議に暫定代表しか送れないヨワミがあるが、日本はまだしも閣僚がいるではないか。

●崇敬すべき空気的存在
オランダ政治も日本と似たり寄ったりであるが、国際人材力はベルギー同様素晴らしい。思うに、ベルギー、オランダ、日本が共有する特徴に『皇室戴く継続性の空気』がある。思い改めよ、深く崇敬すべき存在なのです。政府の質や能力がどうであれ、カサに掛かる貧しい精神のマスコミに関わらず、『国が機能する底力のあるニッポン国民族は奇跡的に優秀である』。わたしがこれを言うと同胞にアイツ頭がヘンと思われる。しかし、異邦人はけっこう解ってくれるのだ(了)

追記:先日の当地ノルウェー総選挙の結果はブレイヴィクのテロ事件が決めたといえる。標的にされた与党労働党が最左派SVの票を奪って党史上最高得票をあげ、ブレイヴィクが曾て党員であった最右派のFrP(進歩党)の票が右党(保守党)に流れ労働党と右党が急伸した。FrPは最大野党であったこともあり、決して極右ではない。FrP をテロを生むかのように短絡に感じて避けた有権者にわたしは無性にハラをたてている。

フランスでは三日前、左派が集会でこのノルウェーのテロを取り上げ、最右派のFP(国民戦線)を非難した。これに老体の引退パパ、ル・ペンがマイクを握って喚いてキレた。ワタシル・ペンの気持ちがよくわかる。FrPやFPがテロを擁護するとでもいうのか、へんな言いがかりをつけるな!バカ。ワタシ、怒ると愛国的になるのかな。小児的ではあるが短絡ではないつもりだ。






Pnorama Box制作委員会


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