安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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真夏日の梅雨
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〈 2011年 6月 25日 土曜日 )


●帰省中
20日から奈良に帰省しております。うだる暑さ、連日30度を越す猛暑でしかも梅雨期ですから汗がジットリ乾かないのが辛い。到着した20日はどんより1日中の雨でしたが翌日からお天気続きではやくも熱中症であの世まで倒れる人がでました。

こういう梅雨期に帰るのは初めて、40年ぶりのことで気がついたのですが、日中は日陰がない。歩きながら日陰の側の通りを歩こうにも真上からの太陽に道路の右も左も影ができないのに気がつきました。北欧は緯度が高いので太陽が真上の位置にくることはなく、夏至の日中でも横に影法師が出来るのです。

●微妙に違う雷の響き
拙著「宇宙菴吉村長慶」が発売になり、帰省の折にはいつも集まる仲間から出版記念パーティーをやるからと決定済みだったので、また出版社との相談事もあって暑中の日本を全身で体験しています。草むらのムッとする懐かしい臭い、雲の流れかたに既視感がある。雷の音が重い空気に籠るようで、ノルウェーで馴染んだ乾いた雷音と違うことに気付きました。あぁ、これが日本の雷の音だった……ひとしきり降る夜中の雷鳴に聞き入いる自分に「俺も歳だな」と苦笑い。

●出版記念
執筆に際し、個人的に会ってお話を伺いお世話になった人たちに献本をおわり、売れ筋の本ではないのでわたしは諦めていますからいいのですが、出版社が販売宣伝にいろいろ知恵をだしておられる。有難いことです。奈良のさる書店で平積みされている拙著を見て、無邪気に大喜び。

自己宣伝致します:一冊1キロに辛うじて収まる分厚い大判ヴォリューム、フルカラーページでこの廉価、お買い得でありますぞ!海外の方ならアマゾン日本www.amazon.co.jpが便利だとおもいます。


主要全国紙への折り込み紙『奈良リビング』に掲載の新刊案内

---------------------------  宣 伝  ----------------------------
幕末の奈良まちに生まれた奇豪
宇宙菴 吉村長慶
発売日 2011年6月26日
著者 安達正興
出版 奈良新聞社
装丁 カバー付き 上装本
体裁 B5版 縦2段組み 
   本文316ページ フルカラー
価格 3,750円(税込み)
※ アマゾン以下ネット書店からも買えます。こちらで検索

●過去のコラムより

吉村長慶 (1)小年譜
吉村長慶 (2)長慶橋と下長慶橋
吉村長慶 (3)幻の志奈子橋
吉村長慶(4)高光る大御神と宇宙教典
吉村長慶(5)長慶等身像
吉村長慶(6)反戦を訴える浮き彫り
吉村長慶(7)Tシャツの瞑想如来
吉村長慶(8)なら町、長慶モノ歩き
吉村長慶(9)続・なら町、長慶モノ歩き
吉村長慶(10)東大寺から春日大社へ
吉村長慶(11)佐保山普門長慶寺
吉村長慶(12)大阪にある長慶さん
吉村長慶(13)高野山奥の院参道〈1〉
吉村長慶(14)高野山奥の院参道〈2〉





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