●軽井沢のわるい暑気
暑い、暑さのせいでもないらしい奇怪なはなしが軽井沢のヴィッラ・ハトヤマからきこえてきた。ここへ小沢が上機嫌で現れ　70−80人という小沢グループが集まって親分の出馬を促したという。世論では80％が小沢首相に反対し、半数が議員辞職を求めているというのに、小沢グループとはなんぞや。４回目聴取を小沢政治日程に合わせる東京地検特捜部とはなんぞや。

●それでもジャパンよい国
Newsweek誌が世界のベスト国ランクを発表した。指標を教育、ヘルス、生活クオリティー、経済活力、政治環境に絞って百点満点で位置づけ、一位のフィンランドからビリ100番のブルキナ・ファソまで順位を表した。
http://www.newsweek.com/2010/08/15/interactive-infographic-of-the-worlds-best-countries.html
あまり真面目に受け取らず軽い目安としてみればよい類いのランク付けですが、インターアクティブがとても良くできていて、統計デザインの勉強になる。日本はなみいる欧州勢を押さえて９位、点が劣るのは生活クオリティーで、住居の狭さや空気、長い通勤時間等がマイナス要因とおもうが仕方ないですね。一番損をしているのは政治環境で。この点数がもう少しよければ5位以内につけただろう。中国は50位、かなり上がってきました。

●黒い雄牛の二段飛び
暑さで狂った闘牛の暴走をみましたか。闘牛場から客席の赤シャツ男に向かってフェンスを乗り越える大ジャンプ、観客をなぎ倒し、血だらけの角で暴れ回った大スペクタクル。主要ネット新聞のヴィデオでご覧なれ。笑ってはケガしたひとたちに悪いけど、赤いものに突きかかるというのは本当なのすね。闘牛には牛を殺さないショウもある。スペイン北部の町タファラの闘牛場はそういう血を見ない闘牛でしたが、40人のけが人、巨体に押しつぶされた10才の少年が大けが、背中を角で刺された青年など９人が病院に運び込まれた。

闘牛場には板張りのフェンスがあり、所々から闘牛士が逃げ込めるようになっている。そしてそのうしろにネットを張った観客席がある。この闘牛場もスタンダード作りだったが、巨体の雄牛は観客席までツーステップジャンプで侵入したのでした。