●アイスランド噴火
ノルウェーの空港は先週木曜から閉鎖しました。火曜日まで2週間オスロにいまして、そのときはアイヤ火山が爆発、真っ赤な溶岩流が流れ、いずれ火山灰噴き出し空の便に影響があるだろうとのニュース。で無事飛行機で帰れました
でも,当地の空は雨が上がれば真っ青で、灰雲も見えません。キレイなもんです。本日はヘンデルの「天地創造」をまる二時間休憩無しのコンサート(スエーデン人のソプラノが素晴らしかった)にいった帰り、真っ黒な夜の雲が西の彼方に広がり、家内が灰雲という。わたしはただの降雨降雪の雲だた言い張る。今朝方雪が屋根や草原にうっすら積もり、また冬に逆戻りしたような変な天気で黒くもが目立つ。地方の気象庁に問い合わせがたくさん来るらしく、気象予報官が応対に忙しいという。勿論雨雲で、ベルゲンから火山灰雲等見えるものですか。アイスランドと当地は2000「離れている。落ちるような粒子は途中の北海で落ちますわな。
●気候変動に鈍感、大気の灰にヒステリー
当地では飲み水の貯水池に影響があったり、ゼンソクもちがつらくなったニュースはまだない。灰の重い粒子が落ちるのは北海、細かい粒子は気流の弱くなった先っぽ、ドイツとかロシアですかな。そこまで飛んでくるような微粒子なら工場やオフィスで働く室内空気の方が雑多な粒子が多いだろう。心配に及ばん!
ま、しかし火山灰爆発がおきた一両日、先週木曜の朝はなんだか臭いがして下水の臭いではなしとおもっていたら火山からくる硫黄の臭いでした。その後この臭いはこないのだが、この硫黄酸が飛行機のエンジンや空調部を壊すらしい。また火山灰にはガラス状の火山岩粒子があり、ジェット装置はもちろん、黄砂の泥砂とちがって操縦室の窓をスリガラスに研磨するという。
しかしそういうモクモク上がる火山灰の中を飛ぶわけでなし、気象やさんは気圧と風力風向を三次元に捉えてアイスランド上空の風が同流れるかの予測を出し、航空官庁が飛行禁止区域を通達、空港や航空会社は従わざるを得ない。けれどホントウにきけんなの? 日中雨が上がればべルゲンもオスロも五月晴れのようにクリーンです。全ヨーロッパ的に空港閉鎖が広げるほど悪いのか。みなさんヒステリー気味とおもう。そもそも言ったように気象やさんは大気中に含まれる物質を調査している訳ではない。そう言う研究所はノルェーでは一カ所で計測しているに過ぎず、発言力はない。
●ホントウに飛べないのか?
北ノルウェーの救急はプロペ機とヘリコプターをつかう。これが1日平均335〜50回の出動があるのに飛べない。で、救急車と救急医を大急ぎで補充しているところ。どこでも,アイスランドでも車は動く。火山灰の中を車が走れるのに真っ青な空を飛行機が飛べないのはおかしくないか。どちらもガソリンや重油を使いエンジンを動かして排気ガスを出す。基本的な動力の仕組みみに大差ないのでは? と車中家内にブツクサ言ったが聞いてもらえなかった。
さて、眠りから覚めたカトラン火山がいつおとなしくなってくれるか、今後一週間はダメ、空港封鎖は続くでしょうという。そのあとはまったくわからない。数週間、数ヶ月、過去の記録から2年と驚かすヤツもいる。ビジネス旅行のない我々には影響まったくありませんが、また、飛行機会社はすでに社員に自宅待機を命じている。一方、鉄道は無理に押し込まないから座席がフルになれば切符が買えない。増発しても満杯がつづいています。
最後にジョーク
●Send me cash with sea (Ashでなくcashを送れ、船便で)
アイスランド銀行の預金商品アイスセーブなどで大金を失った男の催促、
●Airmageddon
(了)