安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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テロ事件と後智慧
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〈 2010年 1月 8日 金曜日 )


●寒さはあと一週間の辛抱か
今回も寒波の話題からいきましょう。欧州本土が零下二桁魔で行く寒さながクリスマス以来これだけ長引くと、ホームレスの凍死者は出切っただろうとおもいきや、ポーランドはあれから20人増えて120人に達した。ドイツでは昨日ホームレス9人が凍死して計62人迩也,ポーランド欧州本土ではイギリスも含めてチェーンやスノウタイアが普及していないため道路はたちまちカオス状態となり、救出車はお手上げだ。英仏海底トンネルのユーロスターはまたも運休停止。当地オスロでも複合原因とかで半日動かなかった。

空港はどこも遅延やキャンセル。スウェーデン、ノルウェーとも昨日は霊か40度以下までおちた。こうなると外気を取り込んで温風を出す暖房機が効かない。やはり昔ながらのペチカがよろしい。で、我家ですがちゃんと薪をくべ手居るので,通常の床暖房で十分。前の私道坂道はせっせとわたしが雪かきしているので、車が使えます。夕べ家内はコンサートに行けました。明日は週末孫の面倒見に家内だけオスロ行きですが、飛行機は大丈夫。寒さに慣れている国のツヨミというか、北欧で凍死者はまだ出ていない。オスロのホームレスは1000人以上、そのうち施設に入らない、夜も外で寝る者が確かではない私の推測で今夜も50人くらいいるのではとおもう。いやはや大変な世界だ。

かとおもうと、東京のホームレス施設で職探しに支給される現金を酒とタバコに使っている、おとなの幼稚園ではないか。門限20時に帰らない者が三分の一もいるという。

●テロ事件を後智慧で学ぶオバマ
オバマがクリスマステロの件で再びCIAにお灸を据えた。爆弾発言といってもいい。まだあどけない23歳の犯人、Umar Farouk Abdulmutallab(苗字が覚えられない)のでアブドルに略す。アブドルの搭乗をストップするに足る情報はあったという。銀行家でナイジェリアの大富豪である父親が「内の息子が過激に走っているが…」とCIAに警告していた。CIAはイエメンでアルカイダの訓練を受けていたことを掴んでいた。それで一応テロリストの大枠データベースに入れておいた。そこでヴィザの発給についてだが、当局はAbdulmutallabのスペルが間違っていたのでチェックから外れ、期限切れの再発行だとおもって発給したのですな。大いにありうる難しいスペルだ。日本でも年金者の名前か気違いや読み違いはザラですから。それでいわゆるモNO FLYモリストに入らなかった。

しかし、DHS(国土安全保障省)が云うには、入国審査の部署が米に入国する名前のルーチンチェックでアブドルの名が懸かり、でも搭乗を拒否する理由には不充分と判断、出発後テロリストの大枠データに名前があるのが見つかった。それで到着寺に検査してみるか、となったらしい。この大枠テロリウトには55万人も登録されていて、係官はなかなか本気になれませんよ。

確かにオバマが叱咤するように "Rather than a failure to collect or share intelligence, this was a failure to connect and understand the intelligence that we already had," 「情報を集め共有するより寧ろ失策は既に得た情報を結びつけ理解することにある」でしょう。しかしそれは理想であってって、実際ゴマンと出てくる情報が各地ばらばらのデータに入り、超巨大省DHS内には旧組織ごとの縄張りがある。統一出来たとしてもこれは重要でこれは不要などと分析振り分けができるだろうか。今回も後智慧で演繹して為政者は「フシ穴めが」!とシステム作りを急がせる。果たして情報行政のシステム化が有効か、多分に人間的な側面が大きい情報を淘汰して正確な判断が下せるシステムが人間にできるか、わたしは大いに疑問を呈する。(了)





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