-------- ----------------------------------
大寒小寒
------------------------------------------
〈 2010年 1月 6日 水曜日 )
●大寒小寒山から小僧が飛んできた
どういう風の吹き回しか、寒波と雪の冬になりました。だからといって気候温暖化がウソと言うたわけ者がでるだれきったご時世にカっとなる。ポーランドでは寒さによる死者、ホームレスが殆どだが100名に達した。当地も日中零下の日が続いていてこんな寒さは十数年ぶりだ。ぬくぬくと家に居ると世間に悪いような気がしないでもないが……、家内は冬の登山者が使う100%ウールの下着を上下3枚買ってきてくれた。それがM寸でもべらぼうに大きく、当地国産サイズだとこうなるらしい。中国製輸入品ではないから国際規格でなくてアムンゼン用のサイズなのだな。で、冷える昨今はフツーの市民も買うらしくS寸が売り切れだと、しょうがないから女性用のM寸に替えてもらった。それでも腕をまくらないと手が隠れる長さ。 勧められて日本で発熱下着を買い込んだが2、3度洗濯すれば只のシャツ。そんなことはないというが、洗濯機が湯音、特にシーツやタオルや下着は80度に設定するからすぐダメになる。所変われば品変わる。入りては郷に従い、老いては故郷に従わず、でいこう。 呟き;おおさむこさむが漢字に返還してくれない。一字ずつやるしかない。今では使わない言葉ですかね。 ●テロと向き合うオバマの2010年 オバマがハワイでのクリスマス休暇11日からワシントンに帰り、デトロイト空港テロ未遂事件についてCIAのテロ情報収集が下手でしかも独り占めにしているとをコメントした。"The system has failed in a potentially disastrous way," アフガニスタンでもCIA基地が爆破されCIA要員7人が殺されたが、犯人がCIAの情報提供者とはお粗末な。オバマはお茶と同情ぐらいの弔意すら示さなくなった。 さしあたって空港チェックが全身Xレイを導入して厳しくなる。欧州から特にイスラム圏から米へ向かう乗客は国籍の如何にかかわらず厳重にチェックされるから6時間の行列、乗り遅れる者がいた。そりゃ当然でしょ。今年中にこのボディースキャンが世界中の国際空港に普及するだろう。その先は政府公館か。犯人がイエメンでアルカイダの訓練を受けていた。それって今に始まった事ではないが、イエメン軍隊に英米がダダーと素早く援助し、アルカイダ基地を攻撃させた。まことに付け焼き刃、泥棒を捕まえてから大急ぎで縄を縒るようではないか。イエメン、ソマリアで軍事的にテロ組織を叩いても犯罪集団まがいの反政府蜂起の根は立ち難い。かとおもうとグアンタナモから釈放された二人がデトロイ事件に関与していたというではありませんか。オバマは力の政策に躊躇してながらアフガン増派に至ったが、いま方向転換が確定した。かつてイラク攻撃に反対したただ一人の議員さんの方向転換である。(了)
|