安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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年頭にごあいさつ
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〈 2010年 1月 1日 金曜日 )


●2010年
す。年末は連れ添いとふたりきで初めて落ち着いた時をすごしました。We have a good time です。このところノルウェーでは暖かいベルゲンでも雪が積もり、寒波到来で零下8度ぐらいまで下がったこともありました。雪かきが運動になりました。とはいえ家の中は寝室以外20度以上に暖めてTシャツですごしてます。寒い国の家の構造ですから、ガンガン暖房するのではありません。新しい暖炉というよりストーブですが、効率がよく2時間おきに薪を2−3本自家製の薪をくべ足すだけで150平米ほどの電気暖房をすべてカットできます。3重ガラスの窓が威力を発揮しますね。

この一年は閑なしによく働いたハズですが、何もしないうちに過ぎてしまったようでもあります。月日の速さに遅れを感じながらも、焦らないという相応のトシになりました。

●吉村長慶
さて、明治大正期「奈良の名物といえば大仏に長慶師」と云われたくらい奈良町で知らない者がいない奇剛の人、吉村長慶なる人物がいました。独特の宗教観を啓示する100以上の夥しい石造物を私財を投じて作らせ、独立自尊・一匹狼の生き方に徹したこの人物に興味をもって当地から電話や人を介して調べているうち、これは一冊の本にまとめるベキと思い至りました。それで、昨秋は一ヶ月帰省して資料をあつめ、長慶ゆかりの足跡を近畿各地に訪ね歩いてきたわけです。で、帰って整理をはじめると、取り忘れたもの,大事なメモが見つからなかったりで、そのためお正月にもう一度里帰りすることにしました。出版は夏頃になりましょうか。

そんなわけで、本年上半期は手抜きコラムが増えるかと恐懼しつつ年頭のご挨拶かたがた、本年もどうぞよろしく。





Pnorama Box制作委員会

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