安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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ごった煮のコペンハーゲン
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〈 2009年 12月 16日 水曜日 )


●ベルスコーニの顔面を直撃したブツ

ブツはこれ、人口石のおみやげ「ミラノ大聖堂」でした。鼻の骨をおるなど顔が腫れあがっているという。まだ退院出来ない大けがでした。

●中国と日本国天皇
天皇陛下が習近平国家副主席にお会いになったというので、中国がご大層に感謝している。どうしてなのだろう。いままで中国が日本国天皇を重要視していたことがありますか。特記するほどではないが、中国の指導者は個人的に天皇崇拝があるのだろうか、中でもトウ小平は拝謁に感極まって顔が上げられなかった。トウさんの言葉は「非常感動」だった。胡錦濤はトウさんほどでもないが謙譲を示した。習近平は副主席の地位で謁見できたのだから天にものぼる嬉しさ、ヤッターでありましょう。

さて、天皇と会見したからといって、日本の対中政策が変わるわけでなし、政治的には影響がない。影響があってはならない。そのように憲法は象徴と定義している。それでも心理的には中国全土が親日的になり対日批判を遠慮するおかしなことがおこる。ま、韓国や北朝鮮はこぞって我が天皇への敬意が足りないので、尊敬を払ってくれる国に文句はないが、やはりおかしい。この会見を押し込んだのがどなたか知りませんが小沢実力者のカゲがつきまとう。

●ごった煮のコペンハーゲン
コペンハーゲンの気候環境会議でとうとう米中が大げんかしたというのに、日中は有効ムードでいいのかな。EUは中国に愛想をつかし、米と意見が対立した。今日もデモがエスカレートし、石と火炎瓶に警察は放水車と催涙弾で蹴散らし、いままでに1000人ちかく逮捕した。今日の夕方はデモ側が会場に総攻撃をかける計画だ。そんなやこんなで閣僚級会議で具体的に決まったことはナシ、後ろ向きの声明寄りない方がまし派が増えている。マジメな参加者ならそう思うだろう。国連のバンキムーンは、みんな喧嘩をやめて話し合おうと、外に言う事ないのかな。そんな状態だから今夜から集まる首脳たちは及び腰、ドタキャン首脳がかなり出そうだ。

そんななか、シュワチャンがスピーチで喝采をあびた。曰く:新しい運動は政府だけでできるものではない。ワシントン、北京や京都を待っているわけにはいかない。サステナブル社会を促進するのは我々市民の取り組み、コペンハーゲン参集した環境保護の活動家、科学者などの取り組みなのだ。その意味でこの会議は成功した。I'll be back again!(了)





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