安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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やっと我が家の毎日に
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〈 2009年 11月 25日 水曜日 )


● 通風をおして
歩きづらい通風を引きずってオスロに一週間、娘夫婦の引っ越しを手伝いに行ってきた。新居は市内中心部まで車で20分ぐらいかかるが、空港快速列車が通じているのでさほど不便ではない。手伝いと偉そうに言えない僅かばかりの手助けでしたが、そもそも当地の引っ越しのやり方は手がこんでいる。大きな家具以外は引っ越し用カートンに容れておく。かれらは40箱作っていた。

前もって約束した引っ越し屋さん乃4人メンバーが全部大きなコンテナカーにいれて新住所へ移動、荷物をまとめて一部屋に積み重ね手仕事はおわり。4時間の料金が8万円ほど、これは4人が4時間正味働いた料金として非常に安い金額である。

新居は2階とロフテで総面積300Fほどある。かなり広い、床は床暖房のあるタイルや石タイルの部屋が半分近くあるが、木のフロアリングにサンドペーパーをかけクリアラックは嫌いだからと白い半透明のラッカーを2度、居間は4度も重ね塗りする。こういうことは引っ越し時のガランとしたときに先にやらないとなかなかできない。だからこの機を利用して夫婦はやる。わたしは二部屋のラッカー塗りを仕上げ、台所の幼児にあぶないボードや引き出しに子供安全装置を取り付け、引っ越し荷物のすぐには要らない箱を物置に運んだり、そんなことをこの一週間手助けしてきた。

●役どころは孫のお守り
犬の散歩が通風のためままならない。楽しみにしていた犬君には悪いが、もっぱら孫の世話に家内をたすけておりました。娘夫婦が熟睡できて家の整理に専念出来るよう、家内とわたしのベッド脇にベビーベッドを置いて面倒をみる。一才半の孫は12時間寝るが、夜2、3度おきるのでミルクを用意したりあやして寝かせたりと家内を手伝う。ジイのわたしはこれが辛い。

写真は風呂から出たがらない孫、これは半地下のバスルームで総タイル張り。シャワーブースとトイレ、手洗いがあり隣が本格サウナになっている。普通はベビールームに近い一階のバスを使う。


さて、通風にお酒は良くないので、天皇誕生日を祝う恒例の大使館パーティーを欠席して、水曜日夜遅くオスロ空港ではないオスロフィヨルドの南にある国際空港だが国内便はプロペラ機しか発着しないSandefjord空港から我が家に帰りました。明日からコラムを再開できる本来の生活にもどりました。嬉しくおもう。(了)





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