安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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秋の休暇は小雨色
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〈 2009年 10月 9日 金曜日 )


●秋の旅行に家族一同でローエンにあるホテルで過ごしてきました。ここはノルドフィヨルドというソグネフィヨルドの一つ北にあるフィヨルドで、トステダール大氷河から落ちる水を集めたフィヨルドなのでエメラルド色をしているのが特徴です。このフィヨルドの奥に面したアレキサンドラという当地では最高のリゾートホテルが在り、各種のプールがあるので子供連れにちょうど良い。ペットOKの部屋もあり、娘夫婦は娘と犬を連れてきた。

まだ頭が時事変化に機能せず、本日は旅の写真でもごらんください。

ノルドフィヨルドに面したホテルの部屋のベランダから、すっかり秋景色。途中の山越えでは道ばたに雪がちらほら、雨模様で滑りはしませんが7-800。から上は雪でした。

みんなでブリクスダールの氷河へ。手前まで馬車で行ったものですが、暴走事故が何度か在りジープに代わってからもう7、8年でしょうか。ジープだと、犬も子供車も全員乗れました。ジープの終点から15分ほど歩きますがこの岩径も今では砂利道になりごらんのように子供車を押していけるようになりました。しかしここ数年の氷河後退の速度は速く、眼前に真っ青な巨大な氷の先端を見上げる雄大さは消えてしまった。38年前最初に来たときは書き入れた白線の高さまであり、記念写真の位置は氷河の中だったわけです。

それで翌日は寒い雨風のなか、前方に見えるヒエンダル氷河へ向かう。ここへの道程は、ホテルの裏を車で10分ほど行くと氷河湖である濃い翡翠色の長いローエン湖に出る。シーズン中はこの湖の両端20キロを結ぶ小舟が運航していて、終点からミニバスが出るらしいがしーズンオフなので、われわれは全路くるまで行きました。一時間足らずで悪路の最後に折り返し点があり、ここからは写真のような岩コロみちを蛇行して進みます。写真の部分はましな方で、足をねんざしないようしっかりしたハイキングシューズか登山靴がいります。で、かなり長い。30分は歩く。だから急ぎの団体観光のコースでなく、秘境の氷河の趣がある..あったのだがやはり氷河は小さくなっていた。天気も悪く写真にならなかったが、よこの岩山から雪煙をあげて落ち下る雪ナダレを見る。

ローエン湖は絶壁に挟まれた地形で過去2度岸壁が崩落し湖に落ちてツナミが発生。40メートルの高波が対岸の村を全滅した歴史がある。100年前の崩落では61人が死亡、同じ場所で31年後に2度目の崩落で75人が死亡。写真は崩落で埋まり浅くなった場所です。

孫は自分で食べますがよく散らかしてくれる。朝夕の食事はホテルで、毎日外出するので昼は出先で食べます。3時頃戻ってプールで遊び、7時半頃から夕食、そのあとバーでゆったりくつろいで、機嫌の良い毎日でした。写真下はくつろぐ筆者、自分の写真は初めてアップする気がする。(了)





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