安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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国連総会の主役たち
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〈 2009年 9月 24日 木曜日 )


●オバマは国際シーンで有効か
ここ一週間はとてもいそがしいオバマであるが、アメリカの全国舞台とか一番のリーダーになることを目標にしてきた人だけに、世界のリーダーが一堂に会する場でその気質が100%出ました。T好きなことは疲れないUですね、大物アウラを出しています。わたし的にはムシズが走る。米議会での演説のような盛り上がりも拍手もマバラ、聴衆は民主党支持のアメリカ市民ではありませんから、当然といえば当然なのですが、オバマが浮いた感じが否めない。G20ピッツバーグ・サミットではモテルだけでリーダーシップは弱く地元の反応はひていてきだろう。

まず気候変動の演説では国際協調に戻ることで欧州は歓迎。首脳外交ではネタニエフとアッバスを間に立って握手させたこと。どちらも先行きの保証はないが点数はこのふたつだけといってよい。そして国連総会デビューとなった演説は「4本の柱」と名付けた核不拡散と軍縮、平和構築、環境保護、経済回復がテーマ。あまり代わり映えしませんが基本であります。ただ前政権が世界に米不信を植えた単独主義からオバマが正しく国際協調を自慢したり“reflexive anti-Americanism.”,“Don't expect U.S. to fix all”というのは尊大ではないか。「できるとお考で?」とまぜ返したくなります。自分の演説が終ると席に残るのが本分というもの、オバマはすぐ退出した。失礼ではないか。

アフマディネジャドと北の代表を前にイランと北朝鮮を攻撃して見せ、パレスチナのロケット攻撃を非難とイスラの入植継続は許せないと、いろいろ波乱を呼びそうですが前進しないのを棚に上げて見栄ばかり張るのはどうか。演説者が目白押しのため35分で切り上げたのは文句無くよかったが。

●香港のメインストリートを行くサラ・ペイリンの不発
ホンコンでサラ・ペイリンが投資家主体の会議で90分も喋って止まらなかったらしい。Tわたしは皆さんとおなじメインストリートの見解を共有しています。金融規制は必要ないUとか、経済危機は金融回ではなく政府のい下手な介入が原因だ、などと大受けしたのはよかったが、中米関係や国際問題を論じ医療改革は改悪などと叫ぶ。ご自身はやはりいつか大統領になるための勉強を我流でしているようです。あまり投資家の興味のない内容が延々とつづき評判すこぶる悪かったという。

●怪人カダフィの正気と狂気
オバマの次にカダフィが演題に立った。40年の独裁者はこれが国連総会発デビューという。鳩山さんとオバマも初デビューはわかるが、そうでしたか。内容に触れる余裕はありませんので先に進みます。驚くべき痛烈な米および国連批判はマトモな意見が多々あり長い国連総会の歴史でも特筆に値する。加えて超飛躍した例えば「タリバンはヴァチカンと同列のイスラム首長国を形成すべき」、「イスラエル人とパレスチナ人は共住を望んでいる。一国解決、即ち《イスラタイン》を建国する」提案など、珍説はいくらでもある。ですが96分という長さ、ときどきメモ用紙を堂々とファンブルするさまはご愛嬌。

そのあとサルコジ(アフリカと南米の代表と日独印を安保常任理事国にと発言)やブラウンが出て、いよいよアフマディネジャドの登場となります。もうすぐです。(了)





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