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ハルダンゲルの春
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〈 2009年 5月 25日 月曜日 )
春になって数万本のリンゴの白い花がハルダンゲルに咲き誇る頃、見に行こうねと、雪降るうちから話していました。先日の祝日に息子とその仲良しも一緒にドライブに行ってきました。その日の間のびした日記です。朝9時過ぎに二人を迎えに行って一緒に出発したときは雨と霧でこりゃダメかなとおもったが、ハルダンゲルに来たら雲が切青空がどんどん広がりだした。森の中は葉ウラとこぼれ日が美しい。フィヨルドから競り上がる丘陵地がギッシリ果樹園になっていて、プラムの花は散ったがリンゴの白い花とややピンクがかった種類が特美しい。花のないのはサクランボだ。他に真っ赤な花をつけるリンゴの小さな樹が家の庭に良く植えてある。これは実をつけず観賞用だ。また紫のライラックがあちこちにあり気候があうのか大きく育っている。
ドライブコースはベルゲンからクヴァムスクーゲンという高原、セカンドハウスが集まっているところを通って、ノールハイムスン(2)へ。手前のステインスサダール滝(1)は水量豊富でした。ノールハイムスンの老舗ホテル・サンドヴェンでトイレを使う。レセプションのベルを鳴らさないと人は現れないので煩わしてコーヒーを飲む事もないだろう。しばらくゆったりしたロビーで一服する。 ここから南へフィヨルド沿いに進んでトルヴィクビグドからフェリーでフォルゲフォンナ氷河夏スキー場への港であるヨンダールへ。このフェリーは観光グループのコースではない。ヨンダールからウトネへ、ウトネホテルで昼食。1700年代から旅人を泊めた古い木造でもちろん改装してあるが、古いピアノにバッハとモーツアルトの楽譜集(スゴイ骨董品)が無造作におかれていた。午後2時頃フェリーでクヴァンダールへ、私たち夫婦は敬老半額になります。 オイステーセのホテルに入り、いわゆるバイキング料理で食事、天気がよいのでホテルの庭(3)でコーヒを飲む。はるかに氷河の一部が輝いています。わたし初めて来たときもう38年前ですが、この輝きを見て「あれはなんだ」と驚いた様子を隠して訊ねたのでした。何時見てもワンダフルです。(了)
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