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イースターあけの惚け時評
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〈 2009年 4月 13日 月曜日 )
●イースターで体がスト
イースターの休みは一週間、店が全部閉まります。レストランも全部閉店ですから、なにか食べようと思ったらホテルへ行くしかありません。新聞なし、郵便なし、ゴミの収集もないのです。ですから家にはいましたが、あっちへ呼ばれたり、こっちへ呼んだり飲み食いするだけ。アホラしくてなにもする気にならない。月曜日が最後の休日でそろそろ何かしなくちゃ、暖かくなってきたので庭仕事ができそうです。 ●タイの赤シャツASEANを追放 タイで赤シャツ、赤旗で統一した反政府集団が暴れ、非常事態宣言がでた。タイは終止がかないほどに暴徒化してから治安部隊を出動させる。タイはなかでもおっとりしているが、これは国民性なのでしょう。ASEAN会議にデモ隊が乱入するなんてのは前代未聞。オバマのかわりにライス長官がくる手筈でしたがお流れ。タクシンはデモを押さえきれずに亡命したでしょ、G20デビューを可愛がられておえたアピシットも一歩誤ると辞任に追い込まれます。そうなるとタクシンが再登場するのだろうか。どうでもいいが、観光客を逃がさないようにしてほしいと思うほか、タイの国内事情には熱がはいらない。 ●乗組員の身代わりに人質を志願した船長 ソマリア沖のはるか500キロでしたか、で拉致されたアメリカ籍のコンテナ船事件が、復活祭日曜日の祈りが叶って無事解決。さすがに戦争を絶え間なく続けているアメリカ軍の救出作戦は一級品、胸のすく活劇だ。最初乗っ取られたとき、船長が乗組員を助けるためにオレが人質になろうと申し出て海賊4人と船上からバーンと落とす救命艇に入ったというのがまた泣けてくる。船長はいちどスキをみて海に飛びこみ逃げようとしたが威嚇射撃されてあきらめた。捕まらなければ銃殺されていたところだ。このトライはまんざら悪くなく、というのは救命艇は浮ガソリン切れで浮かんでいるだけ。だから逃げられたら追跡できない。もぐって一息、また潜ってうまく遠ざかればそのうち米軍快速ゴムボートに救出され希望があるという。 ●ついてるオバマ しかし事件発生以来、救命艇の中で4日ともなると「救出作戦」にゴーサイン、オバマが許可したと報道されてフン、オバマ点を稼ぎおった。作戦の司令塔はバーレインの米基地で、ここから作戦敢行する旨WHに照会がくればどの大統領だってオーケー出しますよ。船長に喜びの電話。ブー!いえプレジデンシャル・ワン公のことです。 ●ソマリア救出作戦 スナイパーの腕 縛られた船長に自動小銃を突きつけ、付近の米駆逐艦と身代金の商談をやっているときに、スナイパーが海賊を狙い撃ち、3人をキルし一人を拘束、縛られていた船長を救出した。パチパチ。 昔噺しで恐縮ですが、瀬戸内海で漁船に人質をとった犯人がデッキに出てきた所を、警察のの射撃名手が望遠でやっと見える距離から射殺して、その様子がTV局がぼやっとカゲロウのようにゆれる望遠でうつしていて、犯人がグラっとそしてクルとまわりながら倒れた。そしたらメディアがなぜ殺した、足を撃って動けなくすればよいではないか、過度な銃撃は殺人罪にあたる……などとさわぎたてて、この警官はひっそりと辞職した。♪♪あーなさけない、日本の弾は♪♪ 今日はこのへんで、やすみボケでマジメに頭がうごきません。(了)
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