●風邪ひどく休業
家内が長引く風邪に医者に診行く。診たてによれば、気管支と鼻腔にバクテリアが二手に分かれて結集し、互いに交流するので片方が衰えればすればあちらで繁殖、あちらを押さえればこちらで増殖てな具合で回復しないのだという。そういうことなの？でもおもしろい小児科的ナゾときとおもいました。で、抗生物質をもらって家内は治まったのですが、敵はわが体内にに潜り込んだのですな。

そういうわけでしばらく休稿しておりました。滅多にかぜをひかないわたしでも数年に一度はある。まる５日間家に閉じこもり殆どをベッドの上で怠惰にすごしました。幸いベッドは背、上脚、膝下が独立に上げ下げできる電動式なので読書に快適なのだが、鼻ビシビシに涙は流れ、本を読むのも楽ではない。寝室にパソコン？TVは持ち込まない主義とて、朦朧と夢うつつを彷徨う。

走馬灯のようにとは言い得て妙、老化しつつある冴えない頭に雑多な思い出の断片が一巡、また一巡、先に進まない堂々巡りに焦りの汗。

ジレったい一方で、風邪など長くても４〜５日で全快、将来を気にかける類いの病気ではない気安さから、世事全般どうでもよいという気になる。

●「天」の字に禍ありと朦朧
○ 中国単独でガス田「天外天」（日本名・樫）を試掘。「日外天」になりましたか。
○ 天川村（奈良県）警部補がワイロ。暴力団からまもる逆メカジキをせしめる会社を作っていた。警察が暴力団より怖い村。
○ 毒ギョーザでおなじみの天洋食品が問題期間製造品を廃棄せず横流し。
○ キルギスの話題。マナス空軍基地から米軍を追放（８月期限）でバキエフの政敵が交通事故で死亡。暗殺だと納得しない野党が首都ビシケクに集結して不穏な様相。マナス、ビシケクは「天山山脈」の西端北側の谷平野にあるのです。天の禍なり。

●時事寸評：
寝込んだあいだの世事一般にはしたがって関心もてません。
○ G20が成果なくて当然、非難にあたらず。紛糾や大荒れなく散ったのをよしとする。
○ パキスタンではザルダリがクリントンの支援切り圧力に屈してチョードリ復職を許可。シャリフがイスラマバード行進を中止。ジャンケンポンの関係にある亡国の指導者３人、だれが勝っても亡国だ。IMFは融資残額を反故にしろ。アメリカが支援するならお好きなように。
○ IGAの巨額ボーナスにオバマ怒るoutrageous。税金で支援を受けながら、幹部社員73人に1億6500万ドルのボーナスを払うとは言語道断。公聴会で憎しみの糾弾にIGA会長が答えた「10万ドル以上の支給を受けた者に半額自主返還を求め、すでに応じた者、全額を返還した者もいる」。オバマは満足しない。法を改正してでも返還させる意向だが、いくら社会規範に反するとしても契約に従って支払ったボーナスを全部返せという理はない。法的に無理がある。オバマが怒れば泣く子も黙る。無理を通して道理を引っ込めるか。
○ メドヴェーデフが2011年、ロシアは軍備の近代化に着手、米のハイテク兵器に対抗すると演説。オバマへの警告というより本気の計画だ。しかし2011年にロシアは景気低迷から脱出する読みは甘い。（了）

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Pnorama Box制作委員会

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