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ベルゲンのクリスマス商戦
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〈 2008年 11月 30日 日曜日 )
● BERGENクリスマス・ライト点灯
噴水池をかこんで恒例の灯りまつり(Lysefest)が土曜日16時に点灯されました。4000人がトーチを持ってクリスマスソングを歌ったり、ショウや催し物があり2万人近い人出でした。最後は花火でしめくくります。 ●年末商戦生き残りの大安売り 商店街のイルミネーションが灯されクリスマス商戦のはじまりです。ノルウェー人が2007年のクリスマスプレゼントに使った平均費用はひとり約2860クローネ(昨年のレートで45000円、今円高のレートで7月なら39000円)。オスロやベルゲンなど都市部では3600クローネと多い。しかし今年は景気が悪い。金融危機のあおりがあるうえ、石油生産が稼ぎ頭であるこの国で原油50ドルはイタイ。住宅斡旋の大手が1000人の解雇、小さな周旋屋の倒産があいついでいる。 クリスマス商戦の品物は例年高めであるが、先週来安売りの分厚いパンフが新聞にごっそり挟まれるようになった。半額わりびきだとか、モノによって破格の安さ。安さにつられてクリスマス商戦今年の売り上げは昨年並みと予想されている。だが、新年大安売りはもっと激安にしなければならない。そりゃ無理だろう。年明けから消えてゆく小売店が出る。2009年は厳しい。 米のウォールマートが大安売りの開店に押し寄せた客で従業員が圧死した。WMは10月の売り上げが伸びたという。安売り店スーパーは不況に強い。 (了)
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