●ペイリンの地元紙がオバマ支持
セイラ・ペイリンの地元、Anchorage Daily Newsがアラスカに有益な耳目を向けてくれたけれど選挙では支持しない、と最後ッペを放ちました。この新聞はアラスカの最大紙で共和党系らしいですが、ま、大新聞こぞってオバマ支持に回りましたから右にならえでありしょう、この新聞のペイリン特集総http://www.adn.com/sarah-palin/　を見るとネガティブな話題が多い。当然支持できないでしょうな。

ペイリンがマケインの足を引っ張っている、という意見はこれまでマスメディアからでしたが、マケインの選挙チームから公然とペイリンチームへフラストが爆発した。尊大、生意気だという。アドバイスを聞かない、マケインチームの見解に従わない、我々を信じない、家族の言うことも誰の言うことも聞かない、共和党幹部のように振る舞う、等々。民主党記者Peter Hartは「マケインを支援するより自分の将来を考えて、20128年の大統領選が頭にある」。カチンときたわたし：どこがいけないの？若ければ当然でしょう。民主党エドワードもそうだった。

●非難にめげず邁進するペイリン
アラスカの州保安官だった妹の離婚した亭主を署長に命じてクビした一件が法に触れないが職権乱用に該当する、と審査委員会が裁定したあたりからペイリンは階段を転げるように失言やスキャンダルに見舞われた。おかげをもちましてというか、ペイリンの大衆的人気は世論調査とウラハラに演説会場はオバマに次ぐ動員力をみせています。

高額な衣装代、美容代15万ドルは常軌を逸しているが、自腹でなくてよい場合、人間は奨めに応じて値段を気にせず買ってしまうものです。ブレアの奥さんが旅行に連れて行く美容師が毎日セットするお値段を聞いてビックリしたことがある。が、別に目くじらたてることではない。2006年ヒラリーが髪をセットするのに350万円使ったと問題になった。特別仕立てパンツスーツなども高価です。庶民感覚を持ち出して麻生首相が定刻ホテルのバーで引っ掛けてからご帰還になるくらいでも怒るのと、ペイリンの破天荒な一過性金遣いを批判するのとは、金額は違っても同じ疾しいスタイルではありませんか。無視しよう。

●がんばれペイリン
ペイリンは一度喋りだしたら止まらない面があって、「堕胎手術を施す医院を爆破するのはテロリストではない」と物議をかもしたこともあった。しかしおもうにペイリンは人々の自由を束縛したり、バイデンのように金融機関に対する政府規制への意気ごみがみられない。その点では依然としてホッケーママのセンスが生きているとおもう。最近は諸問題への発言に落ち度がなくなり、調子が上がってきた。。（了）

---

Pnorama Box制作委員会

---