安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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中山氏辞任と小泉家の交代
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〈 2008年 9月 28日 日曜日 )


●中山国土交通相辞任
A「日教組が強いところは学力が低い」、B「日教組の子どもなんか成績が悪くても先生になる」。この発言おもしろい。座布団をあげるまえにそう言う統計があるのか、たとえば全国学力テストで日教組先生方が8割以上おられる学校の結果が全国平均よりはるかに低い、てな統計があればよかった。ま、そんな統計作成に文部科学省はタッチできませんが、統計に必要なインプットは文部省の公開資料にあるだろう。どなたか作っていただけませんかな。Bの発言は統計的に複雑、日教組の各先生方が中高大学校時代すべての成績表を知ることは不可能であり、日教組をタメにする発言です。

中山国土交通相は前に文部科学相だったのですってね。そのときこの発言があれば衝撃的、もっとおもしろかったのに・・・。首相の所信表明をまたずに辞任する閣僚は中山氏がはじめてなのでは?これくらい早いと麻生政府に影響しないハズなのだが、日本では野党が政争の具にかけ算式に拡大する慣習が完成した。中山氏が政治家になった頃にはなかった風潮だ。辞任後はサバサバした身分になって余生を日教組解体/壊滅に一層ご執心くださいますよう。

●純ちゃんから進ちゃんへ
純一郎の跡継ぎは進次郎。 ン、『男一匹シンジロウ』とタンカをきってよど号人質の身代わりになって平壌に行った運輸政務次官がいましたっけ。まるっこい顔をした村山新治郎という議員さんでした。こういう昔風の発想と猪突猛進の行動力をもつ政治家がいた時代が懐かしい。昔を持ち出すと嫌われるが懐かしいんだからしょうがない。ポール・ニューマンの訃報、ふてぶてしい若き日の白黒映画ときたらむちゃくちゃ懐かしくて……。

子は親の背を見て育つといいます。進次郎氏は経歴からみて当然政治家を目指していた。この親子は親の威光を子供におよぼさず、子供は親の威光に縋らない、というケジメを持った親子関係であったとおもわれる。とはいえ、親子の関係は親密であるのがいちばんです。息子のひとりが小泉家の4代目を継いでくれるなら喜ばない親がいるものですか。

またもし後継に適さない性格の息子が父さんの身代を継ぐと言い出したら、たしなめるのが親である。進次郎氏の適正は充分とお見受けした。代議士のダイナスティーは是々非々で判断すべきでしょう。その判断を有権者が誤らなければ現在の2-3代目議員は半減する。

でも小泉さん、親バカに悪びれることはないですよ。ただし一つお願いがあります:地盤を継いで出馬する進次郎氏の先頭に立って選挙運動の応援をするような恥ずかしいまねはご免蒙りたい。(了)

後書き:マケインvs オバマのライブはもちろん見ました。ですが、わたしは構成力がよわいもので感想を書き始めると終止がつかない気がして、書き出せませんでした。



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