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クリントン、ケンタッキー大勝も利せず
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〈 2008年 5月 20日 火曜日 )
● 予測:ケンタッキーはクリントン
20日火曜日の米予備選はケンタッキー(51代議員)とオレゴン(52代議員)で投票が行われる。ケンタッキー州は共和党が優勢の地盤、人口の多くが地方 に住む貧しい田舎州。こういうところではクリントンが強く、予想ではオバマに約30%の差をつけて大勝する。でもあまりメディアは報道しません。大勝であ ろうとオレゴンで勝てないクリントンが指名を得る可能性はもうありませんからね。 ●予測:オレゴンはオバマ オレゴンの得票予想はオバマが10%の差で勝利する見込み。しかし代議員数ははオレゴンが一票多い51人ですから、オバマは一般代議員の過半数(1627 人)をかるく超える。おそらく予定通り「勝利宣言」するでしょう。オバマの選挙戦はクリントンを相手にしなくなって、このところマケインにジャブを繰り出 し論争を挑んでいる。 この一週間で特別代議員がエドワーズを皮切りにぞろぞろとオバマ支持に回った。その結果ただいまの獲得代議員数はオバマ1909:クリントン1718と差 が開きました。あるメディアはオバマをPresidential candidate からPresidential hopefull と呼んでいます。 ●烈女になったヒラリー ヒラリーはどうする? 一抹の奇跡にちかい可能性が残っているかぎりやはり続けるのでしょうな。『一旦始めた事は最後まで止めない、私はアメリカを止めな い』と言う。選挙を透してヒラリーは烈女になりました。挫折したキャリア・ウーマンたちの鑑となりましょう。それはそれでひとつの勲章である。(了)
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