安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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構ってもらえない北朝鮮
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〈 2008年 4月 2日 水曜日 )


●エイプリル・フール最優秀賞
というような賞はないけれど、BBCが製作した動画、「翔ぶペンギンFlying Penguin s on BBC Documentary 」に爆笑。リアリスチックでファンタジー。言葉はいらない。ご鑑賞はここ:http://jp.youtube.com/watch?v=nrxmpihCjqw

● 北朝鮮、反韓強硬策を繰り出す
北朝鮮は韓国大統領選を報道せず、李明博(Lee Myong Bakイミョンバク)政権になってもしばらく国内に知らせていなかった。どう対応するか、対話を試みるか対決強硬策でいくかを決めかねているのかな……気にもかけていなかったが、どうやら数ある強硬策、揺さぶりの事案を発動する日程を案じていたのですな。

韓国企業家が北の安い労働力で韓国製品を作ろうと魂胆した北朝鮮=韓国協力事業「開城工業団地」から韓国人経営技術者達を追い出した。これが先月末の手始めで、すぐ黄海で短距離ミサイル発射があった。朝鮮半島側の黄海は魚介類資源の宝庫であったが、近年獲れなくなってきた。するとよけいに両国の漁船が接近してここは時に小競り合いがある。あきらかに韓国への警告で、日本には関係ない。

つづいて陸路入朝していた韓国からの訪問団ですが、こういうのは数知れぬほど盧武鉉(ノ・ムヒョン)時代にはあったのだが、訪朝拒否を通告。交流を一時だろうがストップしていいのかな。援助物資の話もできませんよ。それでもいいのかな。

●李大統領を名指しで讒言=国内向け?
そして昨日、李大統領を名指しで罵倒した。北朝鮮とヴェネズエラのチャベスが使う非難用語はとてもガラがわるい。労働新聞論説には「謀反人」「売国逆賊」「恥知らずの詐欺師」「下品な根性の悪徳商人」などと書かれているそうですが、朝鮮中央通信http://www.kcna.co.jp/index-e.htが伝えるとこれでは『李政権はアメリカにへつらい反北朝鮮のヒステリーを爆発させた』というタイトルで、具体的な韓国の提案をもったいなくも拒否。辻褄があわない、虚言だと誹謗。たとえばThe anti-north confrontational nature of Lee and the ruling conservative forces was brought to light when they advocated the so-called "no-nukes, opening and bringing the per capita income to 3000 dollars" as their "policy towards the north." The above-said piffle is nothing but a very absurd and ridiculous jargon as they cried out for the north's "complete nuclear abandonment" and "opening" as preconditions for the improvement of the north-south relations. This is little short of an anti-reunification declaration as it is aimed at sacrificing the interests of the Korean nation to serve outside forces, pursuing confrontation and war and driving the north-south relations to a collapse.「反北衝突路線の李保守勢力はいわゆる『非核と開放』によって一人当たり3000ドルの所得実現を支援するのが北朝鮮へのポリシーだと表明したが、この言は我々の『核の完全放棄』と『開放』を南北関係改善の前提条件に掲げる荒唐無稽でばかばかしい戯言である。国家民族の利益を外国勢力に売り渡し、北朝鮮に対決と戦争を追求し、南北関係を破局に追い込む反統一宣言も同然である」。とまあ、朝鮮中央通信の英文はややこしくてぐったりつかれます。

●構ってもらえない北朝鮮
そのほか、日本関連では、まだ解決済みの拉致問題をぶり返しているとする同日の朝鮮中央通信ニュースが二つある。当今、北の目のカタキはは日・韓らしい。いくら北が注意を喚起しようとしても、韓国は冷静、日本は無関心である。中国はオリンピックで頭が痛くて北どろではない。アメリカの世論調査では大多数のアメリカ人が「北は脅威でないと」答えるようになった。

今回一連の強硬策を評してヒルズ次官補は「国内向け」と落ち着いたものだ。9日に開かれる北朝鮮最高人民会議への内部結束を固めるために反韓が必要というわけ。北はいよいよ世界のつまはじき、しかも世界的な食料品の高騰は北朝鮮につよく響く。北の瀬戸際作戦は国破れるまでつづくのだろうか。頼りは6カ国協議だけでしょ。核をトータル廃棄すれば全て解決する事なのですがね。(了)



Pnorama Box制作委員会

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