安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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平成『長久手の戦い、ほか雑談
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〈 2007年 5月 23日 水曜日 〉


雑談で書き飛ばします。

●平成『長久手の戦い』
愛知県でおきた暴力団員の立てこもり発砲事件で、動けなくなった巡査部長は無線で警察隊と助けをもとめて交信していた。同僚を苦悶のうちに見殺しにする警察があるとはおどろいた。「近づくと撃つ」と暴力団員ひとりに脅されただけで6時間もダルマさんとは、情けなや。

対応したの派特殊部隊なんでしょ。人質がいようと、ロケット砲を撃ち込むと同時に装甲車で突っ込み、同僚をカバーして救出するくらいお手の物の訓練してこなかったの?プロならケースに応じたいろいろな作戦が出来たはずだ。

●ジミー・カーターの人相
何年か前、カーターをスカタンと書いたことがあります。クリントンはブッシュの特使になったり、いまも引っ張りだこの国際人だが、カーターはいいところからお呼びがなく、ブッシュを非難するばかり、それもエスカレートする一方で近ごろ論理が狂ってきたな。この人は反っ歯だのスマイルが受けて大統領に選ばれたが、大統領になってから口を開けない話術をマスターし、口を開けない笑い方をマスターし、そしていま、欲求不満のご人相に成り果てたか。

●ポロニウム殺人の手先リトビネンコ
元KGBの亡命者、リトビネンコにポロニウム放射性物質を使って毒殺した犯人…報道からではもう間違いなく証拠が出揃った犯人のルゴボイを、英検察長官(Sir Ken Macdonald)がロシア当局に引き渡すよう要請した。リトビネンコは亡命を許されイギリス国籍を与えられており、イギリス人を殺した外国人犯人を裁く責務がある。もちろんプーチンは国外引き渡しを禁じたロシア憲法をたてに渡さない。だからモスクワで庇護されているルゴボイは政治的なデッチアゲだと調子がよいのです。この問題はイギリス側が単なるジェスチュアでなく、ベケット外相がロシア大使に告げ、取り上げている課題である。

リトビネンコはプーチン批判のほか、チェチェン相当の口実となったモスクワ・アパートの爆破事件はロシア当局が仕掛けたワナで、その情報源を持っていると主張。その口封じのために殺害されたといわれている。

●次期大統領に出馬予定の現大統領夫人
アルゼンチンはキルチネル大統領になってから最近どういう情勢になっているか、ちょいと覗いてみると経済成長率8%、悪くない。 汚職スキャンダルのガス供給社を政府監理下においたとか、地下鉄のストライキで市民に迷惑をかけたお詫びに今日と明日はストライキを中止し乗車無料にして運行するという。南米らしい図らい。もう一つ要領を得ないニュースは次期大統領選挙に親アメリカのキルチネル夫人がほぼ確実に出馬するという。(了)



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