安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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ブッシュだけが悪いのか!
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〈 2006年 11月 14日 火曜日 〉


●ブッシュはビン・ラーデンに次ぐ危険人物?
ブッシュ再出発のエンジンがかかり出した。イラク政策の見直しは民主党が両院で過半数を抑えたから協調せざるを得ない立場にブッシュが追い込まれた……なんて表層的な見方はあまりあてにならない。早期撤退の方策が名誉を保って撤退するか後を濁してか、その中間にさしかかったところでイラクから手を引くようになるのは、共和党が辛勝しても同じだろう。

なぜ、ブッシュが負けるとさほどに諸国は嬉しいのか。ブッシュ擁護の声がエスタブリッシュメントの中から聞こえない。下の写真は空港の待ち時間に買った3日のガーディアン紙で、イギリス人はブッシュが金正日より、アフマディネジャドより『危険』と感じている。世界でウサマの次に危険人物がブッシュというわけ。

凄まじいブッシュ嫌いですな。イギリスでこれだから、ドイツ、フランス、スペイン、カナダでも似たり寄ったりだろう。人物から国に直せば、アメリカが世界にとって最も脅威なのである。何をするかわからん男にスーパーパワーのアメリカをまかせておけないと考えているからだ。ガーディアン紙はもちろんこの結果が良いとか悪いとかに触れず、世論調査のっ結果をニュートラル分析し、ブッシュに敵意をもつイギリスは若者よりシニアが多いという予想外の結果が出た。老人は世を憂うのである。

●9.11後の米大統領は誰でもタカになる
そしてこの新聞の日からわたし、ウツになった。私の場合はイギリス老人とは逆に、ブッシュが好きなのだ。わたしに米の選挙権があれば民主党に投じたかもしれないが、これほどブッシュ嫌いがはびこる世間に幻滅がっかり、しょんぼり、ウツーになったのです。

ブッシュは閣僚にパパの男たちを配し、ネオコン論客を側におき、発足から勇ましかったが、9.11を経験したアメリカの大統領なら誰だってブッシュと同じようにテロとの戦いに没頭した。しただろうじゃなく世界観が変わったのだから。カーターでさえ任期中に9.11が起こっていたらタカに転じた違いない。

中東民主化がいかに難しいか、いまヒシヒシと思い知らされ、他愛ないアメリカ独りよがりの夢から覚めたといえ、イラク侵攻後、民主化に尽力した事はアメリカでなければできなかったことだ。侵攻に反対した人々ですら抱いた希望を代行したのである。あまりリディクルしちゃいいけません。(続く)



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