●双子の虹
7月25日から車でスウェーデンのヨテボリへ夏休みに行った、これはその私的な写真ノートです。出発の数日前に見事な半円の「虹」が現れたので、ベランダから撮りました。さい先よか!ちゅうわけです。円形がどこか不自然でギコチないのは3枚をつなぎ合わせたからです。この虹は双子です。上にも架かっているのが肉眼でハッキリ見えるのですが、写真でも右上にほんのり見当がつきます。
●ローテフォッセンの滝
ノルウェーで最も豪快な滝といえば殆どのひとがローテフォッセンL荊efossenと答える。国道の脇にあるのでよく知られているせいもあるが、観光バスルートではないためみやげもの屋は小さな一軒だけ、駐車場もあるにはあるという程度でしかない。この滝は上からダブルで流れ落ちるので有名だ。道路から見える滝の高いところは写真の左上にあるように60〜70m。しかし実際は165mの高さがあり、それは山にのぼるか空から観るしかない。音と飛沫が圧倒的で臨場感あふれ、おもわずOH!と感動のうめきがでました。
ヨテボリまでのルートをオスロを通らずハウケリ山を越えるルートを選びました。南東のサンデフィヨルドからオスロフィヨルドの外をフェリーでスウェーデンに渡るルートです。途中ハルダンゲルの美しい景色がサクランボやプラムに被せられた鳥除けにシートの畑になっていてやや興ざめでした。この滝はハルダンゲルフィヨルドの尽きるオッダからローダルの谷をのぼる135号線にある。この辺りは両側にたくさんの滝があり、平らな岩肌を広がって奔りくだる滝が多い。下の写真はそのなかでも真っすぐ落ちるほうのもの。車を止めるところとてなく車内からにしてはうまく撮れました。
捕鯨の町(だった)サンデフィヨルド
町中にある小公園の噴水彫刻。モチーフはクジラと捕鯨漁師の勇壮の闘い。背に乗り上げた捕鯨ボートの舳先から銛打ちが一突きしようとしている。
いつごろの時代か、江戸時代、日本のイサナ漁師は小舟で囃し立て、クジラを砂浜に追い上げたがその頃だろうか。鉄柵のデザインにペンギンとアザラシ/トド?があしらわれている。まさか南氷洋まで行ける小舟ではないが………。(了)
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