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暴力映画と生き物虐待のニッポン
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〈 Sat, 05 Jun 2004 〉
●バトル・ロワイヤル
当地の新聞に『ネット熱、11才少女を殺人に駆り立てる』という見出しで3面記事扱いではあるがかなり詳しくありました。署名入りの記事は、被害者の本名、ローマ字ですが正しく書かれている。ネットでのやりとりなんかも、ノルウェー語で実にウマク訳してある。【バトル・ロワイヤル】の小説と映画についても筆者はよく知っていて、わたしこの記事で初めて大要がわかりました。《Battle Royale - A Whisper》なぜこんな暴力そのもののフィクションがはやるのだろう。映画になってヒットするのだろう。まったく小生の理解の外にある。 |
ミステリーなどでどんどん人が死んでゆく話、例えばアガサ・クリスティーでもたくさん殺されるが、こういうのはワタシ大好きで、殺しは多いほどおもしろい。残酷シーンや血が飛ぶような描写はもちろんなくて、よくできたストーリーを楽しむ推理娯楽だから。
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北野武の映画がいいというので当地の映画館でヤクザものを二つほど見た。そしてもう2度と行かない。日常的な生活シーンと突然の血しぶき、映像的なショックを狙った暴力場面が売りの映画としかおもえない。
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●金魚すくいは動物虐待
わたしは残酷-残虐なたぐいは嫌いです。闘牛は即刻廃止すべき。ロデオ、闘犬・闘鶏もヒドイ動物虐待だ。カケが目的なら競馬、競輪、競艇いくらでもあるのに。金魚すくいや泥鰌つかみ、活き魚の踊り食い、動いてるタコを茹でる料理屋、幼児を怖がらせるナマハゲ、赤ちゃんのハイハイ競争、昆虫販売、参道のヒヨコ売り。ああいやだ。 |
地方では祝日に家畜を殺して料理する。これは生活としての営みであり、家中総出で子供も手伝い一部始終を教わる。こういうのは残したい伝統です。また畜産、養殖なども産業として人類の生活に必要だ。改善の余地はあるが、不必要にいきものをイジメる虐待と同一に論じられない。
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●動物園を廃止したい
動物園が嫌い。小学校の遠足で京都の円山動物園へ行ったとき、檻のサルと目があってギクっとした。妬むような目つきだった。許せるのはせいぜい大きなサル山くらいで、ライオン、トラ、象やカバ、キリンを囲いの中で終身刑にするのは犯罪です。動物園を見てケラケラ喜ぶ子を作ってはならないとおもう。種の保存のためには観客に公開しない飼育場で足りる。同じように動物を使うサーカスもテントの裏は酷い環境です。(了) |
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