安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興
----------------------------------
ノルウェー雪中特殊部隊
----------------------------------
〈 Tue, 05 Mar 2002 〉
| ノルウェーの地雷除去チーム約３０人がが特殊装甲車や探知器、訓練された犬など装備一式とカブール北のバグラム空港で地雷除去に従事している。雪の山岳地帯で訓練をつんでいる特殊地上部隊が約１００人派遣されていることもしられていた。昨年すでにアフガン冬の高山を想定した雪中訓練を北ノルウェーでＮＡＴＯ有志と合同訓練をしていた。 |
| ３日、特殊部隊を輸送する米軍ヘリが対空砲火をうけて撃墜され7人が死亡、１０人以上負傷した。ヘリが事故で墜落でなく、撃墜されたのは今回が初めて。さらに戦闘でも２人死亡。多国籍軍には数十人の負傷者がでた。 |
| 作戦はアフガニスタン東部ガデズの山岳地帯。米軍およびアフガニスタン軍と、タリバン側両方に死者がでたことに関連し、４日、ノルウェー軍報道官はノルウェー特殊部隊が米軍とともに実戦に参加、アルカイダ+タリバン兵と対峙していることを公表、わが兵に負傷者がないことをが明らかにした。 |
| 詳細は発表されていないが、７０～８０人のノルウェー特殊部隊が、アメリカ、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツの特殊部隊と多国籍軍を構成して、ガデス山岳に配属。米軍主導の多国籍軍は総勢2000人、半数がアフガニスタン国軍で米軍は８００～９００人米軍中央司令部は「今年最大の作戦」と話した。 |
CNNによれば敵軍は約数百人いるもよう。戦闘機はタリバン＋アルカイダの車両、基地、対空砲台、洞窟を爆撃しているが、複雑な洞窟ネットに潜み、１０～１５人の小グループで行動する地の利を得たタリバン兵を相手に、地上戦の段階にはいれば、死傷者がふえるだろう。戦いの場、シャヒ・コット山は標高2,500ｍ～3,600ｍ 摂氏マイナス9度ぐらいまで下がる。
------------ |
